トッププロによる長期リーグ戦「藤田晋invitational RTDマンスリーリーグ」決勝1日目(1~4回戦)が11月8日に行われ、多井隆晴(RMU)が4連勝で優勝に大きく近づいた。
準決勝までのポイントをリセットし、全8回戦で行われる決勝戦。多井は1回戦南3局、4500点持ちから親満を3連続でアガって大逆転トップを取ると、2回戦は瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)の猛攻を受けながらも、徐々に差を詰めてオーラスで逆転トップ。
3回戦は混戦模様から南1局に「リーチ・一発・ツモ・裏ドラ3」の6000オールをツモって抜け出して3連勝。
最終戦もオーラスに苦しい形から1000点をアガリきって、わずか200点差で佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)をかわして4連勝を決めた。
「8回中3回トップを取りたかった」という多井は初日の4トップで優勝は目前。「運が良すぎた」というほど運を味方に付けた多井は、それを逃さない隙の無さで3者を圧倒。結果的には大差が付いた対局だったが、40万人以上の視聴者を集めた。
決勝戦2日目は11月23日(水祝)に行われる。
順位 | 選手 | 1 | 2 | 3 | 4 | TOTAL |
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1 | 多井隆晴 | 70.3 | 59.1 | 75.2 | 50.6 | 255.2 |
2 | 藤田晋 | 4.9 | ▲12.9 | 6.3 | ▲16.0 | ▲17.7 |
3 | 瀬戸熊直樹 | ▲17.2 | 14.5 | ▲29.1 | ▲45.0 | ▲76.8 |
4 | 佐々木寿人 | ▲58.0 | ▲60.7 | ▲52.4 | 10.4 | ▲160.7 |