竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2018」の男子プロ代表枠の一つを決める戦い「麻雀最強戦2018 全日本プロ代表決定戦」が9月30日に行われ、最高位戦日本プロ麻雀協会北海道支部の岩﨑真が優勝して最強戦ファイナルへの進出を決めた。
決勝戦はA卓から岩﨑真と山田学武(連盟)、B卓から厚谷昇汰(連盟)と小南昌平(協会)が勝ち上がった。
決勝戦は瀬戸熊が東場はそれぞれに勝負手が入るも別のプロが安手で交わす展開になり小場で進み南入。南1局でラス目の小南が平和・タンヤオ・ドラの聴牌を立直したものの2着目の岩﨑が追いかけリーチをツモあがり。リーチ・ツモ・ドラ1の1000・2000だったもののこれでトップに浮上した。しかしオーラスは全員3万点以下で全員に優勝の目がある状況で迎えた。トップ目の岩﨑は難しい手牌からシャンテン落としのペンチャン落としを選択。そして待ちの平和聴牌にたどり着きをツモあがり。全日本プロ代表を手にした。
去年の全日本プロ代表決定戦のオーラスも浅井裕介が待ちをでツモあがり優勝を手にした。今回解説を担当していた浅井が「去年を思い出してとても痺れるオーラスだった」と語った。
優勝した岩﨑は「難しい選択が続き、どこかでミスしたらあがれないような局だったと思う。最後のあがりは今までの麻雀人生で一番痺れました。」と喜びを語った。
岩﨑はファイナルのB卓にて瀬戸熊直樹、協会のタイトル「雀王」、著名人代表決定戦「常勝の盾」の勝者と対戦する。
【全日本プロ代表決定戦 決勝】
1位 岩﨑真
2位 厚谷昇汰
3位 山田学武
4位 小南昌平