竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2018」のアース製薬杯男子プレミアトーナメントの2戦目「麻雀最強戦2018アース製薬杯男子プレミアトーナメント 豪傑発見」が7月29日に行われ、RMUの松ヶ瀬隆弥が優勝してプレミアトーナメントの決勝進出を決めた。
決勝戦はA卓から横山毅と浜上文吾、B卓から松ヶ瀬隆弥と松本吉弘が勝ち上がった。
決勝戦は浜上が先制してリードを得るも、松ヶ瀬も追いすがり並走状態で南入。しかし南1局の親番でリーチ・一発・ツモ・平和・一盃口・ドラ1の値千金の6000オールで一気に抜け出した。浜上も四暗刻聴牌など大きく見せ場を作ったが再び上に立つことはできなかった。最終局は親の松本のリーチに対して松ヶ瀬が平和聴牌で松本のリーチの危険牌も押し切りあがりをもぎ取り自力で優勝を決めた。
優勝した松ヶ瀬は「最近調子が良く、今日も手が入ってくれた。最終局は松本は苦しい形でもリーチに来るだろうし、ドラも見えていたので押しやすかった。しっかり攻め切ることができて良かったです。」と喜びを語った。
【下剋上合戦 決勝】
1位 松ヶ瀬隆弥(RMU)
2位 浜上文吾(日本プロ麻雀連盟)
3位 松本吉弘(日本プロ麻雀協会)
4位 横山毅(日本プロ麻雀連盟)
また、これに引き続きファイナルに出場する選手を決める 「麻雀最強戦2018アース製薬杯男子プレミアトーナメント 決勝」が開催された。
新技激突の勝者のHIRO柴田、天鳳ニューパワー勝者の朝倉康心、下剋上合戦勝者の紺野真太郎と豪傑発見勝者の松ヶ瀬隆弥の対局となった。
序盤は1000点の横移動2局で始まり、小さな滑り出しとなったが、大きく場が動いたのは東3局。紺野と親の松ヶ瀬の二軒リーチに手が窮した柴田が選んだ牌は松ヶ瀬の現物でありワンチャンスの。これが紺野への8000の放銃となる。しかし柴田はすかさず親番でリーチ・ツモ・七対子の3200オールで戦線復帰。紺野と柴田がリードして南入となった。南1局で親番の朝倉が技ありの手順でリーチ・一発・ツモ・平和・ドラ2の6000オールのあがりを決め一気にトップに浮上。しかしラス目の松ヶ瀬も意地を見せ朝倉から8000は8300をあがり、一気に全員が2万点台で並んだ。ここで抜け出したのは紺野。南2局の親番で南家の仕掛けた松ヶ瀬が早々に聴牌したものの紺野は粘りのの暗刻落としで対応後再び聴牌。待ちのノベタンリーチにたどり着きリーチ。一発でツモあがり大きな4000オールのあがりを決めた。朝倉が南3局に5200のあがりでオーラス満貫条件となり、1本場で条件を満たす聴牌を入れるも流局。最終局は紺野が3副露をして前に出て親のHIRO柴田のリーチに立ち向かいあがりをモノにして優勝を決めた。
優勝した紺野は「全体的に運が向いていたとは思います。最後はなかなか決めきれずに心の弱さが出たかなと思います。ファイナル進出本当に嬉しいです。」と喜びを語った。
【麻雀最強戦2018アース製薬杯男子プレミアトーナメント 決勝】
1位 紺野真太郎(日本プロ麻雀連盟)
2位 朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)
3位 HIRO柴田(日本プロ麻雀連盟)
4位 松ヶ瀬隆弥(RMU)