全国21都道府県の予選を勝ち抜いた選手による大会「文部科学大臣賞 全日本健康麻将選手権」が2月3日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された。この会場は東京オリンピックの選手村として使われた施設で、人気麻雀漫画『咲-Saki-』の舞台のモデルにもなっている。
大会参加者は全132名。各地の予選を勝ち抜いた選手の他、学生麻雀連盟からも各大会優勝者6名が招待され出場した。
開会式では馳浩 元文部科学大臣がビデオメッセージで選手を激励し、健康麻雀のさらなる発展を目指していくことを宣言した。
選手宣誓の壇上に上がったのは学生麻雀連盟から出場した島村奈菜さん(写真上・高校1年)、三澤瑠花さん(写真下・高校1年)。「麻雀最強戦presents 高校女子オープン大会」の2018年夏・冬大会で優勝した2人が共同で選手宣誓を行った。
大会形式は、4半荘の素点合計を競う形で行われた。
昼休みには学生参加者と井出洋介プロによるパネルディスカッション、「マージャンで学べることとは?」が行われ、表題のテーマに対しては「判断力」「人間関係」「人生」「過去の自分と今の自分との違い」といった回答が並んだ。また、今後の麻雀活動の展望についても前向きな言葉が目立ち、若い世代にも麻雀の文化がしっかりと根付いている事がうかがえた。
優勝は東京都代表の本田光利さん。「おかげさまで普段の練習の成果を出せたのではないかと思う」と喜びと共に周囲への感謝の言葉を述べた。
また、学生麻雀連盟からの参加者にも特別賞が贈られ、学生最強位の横山雄大さん(写真左)が代表で賞状を受け取った。
大会結果
順位 | 選手名 | 団体 |
---|---|---|
1 | 本田光利 | 東京 |
2 | 渕田せつ子 | 東京 |
3 | 玉木翔馬 | 静岡 |
左から渕田せつ子さん、井出洋介プロ、本田光利さん、玉木翔馬さん
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