RMU(リアル・マージャン・ユニット)の「第11期令昭位戦Aリーグ第16節」が2月29日、東京の麻雀スタジオで行われた。
今期の令昭位戦は多井が大きくリードして有利なポイント状況で最終節を迎えた。
多井はリードを維持したまま最終戦を迎えた。谷井が徐々に差を詰めたがまだ105ポイントのリード。RMUルールではトップラスでも7万点差をつける必要があり、多井の優勝がほぼ決定的と思われた。
しかし最終戦、谷井は5万点近くのトップ目から南2局で更に国士無双のツモあがりを決めて点差を詰め、あわや逆転もあり得る状況を作り出した。
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しかし多井が2着をキープしたまま半荘を終え、着実に逃げ切り優勝を決めた。
優勝した多井は「今日は追いかけてくる人と自分との一騎打ちになるとは思っていました。14節、15節でしっかり勝負がけをしてリードを広げたことが大事で、そのリードのおかげで国士無双をツモられても大丈夫な点差をキープすることができました。最近はMリーグなど多くの舞台にあがることが出来ており、経験の差も出せたのかなと思っています。これからも良い意味で、RMUの中での壁であり続けたいなと思います。」と語った。
【第11期の規定】
年間16節最大50半荘を行う。
第1~7節は各節2人抜け節、各半荘1人抜け番での5回戦を7節行う(1人5節20半荘)
第8~12節、および第13節1~2回戦は7人打ち(各半荘3人抜け番)計28回戦を行う(1人あたり16半荘)
第13節の3~5回戦は、6人打ちで3回戦を行い、終了時に下位2名が脱落 14~16節は上位4名にて第13節終了時のポイントを半分持ち越して1節4回戦、計12回戦を行う
歴代令昭位
第1期 多井隆晴
第2期 阿部孝則
第3期 多井隆晴(2)
第4期 谷井茂文
第5期 河野高志
第6期 多井隆晴(3)
第7期 阿部孝則(2)
第8期 多井隆晴(4)
第9期 松ヶ瀬隆弥
第10期 谷井茂文(2)
第11期 多井隆晴(5)