麻雀プロリーグ「 Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ」初日が3月16日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は内川、黒沢、白鳥、魚谷の対戦。
東2局に白鳥が満貫のアガリを決め一歩リード。
しかし、白鳥親番の東4局1本場。内川が白鳥から跳満を決めてトップ目になり南入。
南1局は親の黒沢のリーチ判断が光り、黒沢は2着目に浮上。
内川が黒沢の親を流した南2局。黒沢が先切のカン待ちチャンタ・三色のリーチをかけるも、親の魚谷が満貫をツモり内川に迫る。
セミファイナル初戦トップは誰の手に残るかと思われた点差状況のオーラス。親の白鳥の索子仕掛けに対応する内川がを暗槓すると、ダブ南を鳴いている黒沢に新ドラが乗りツモれば2着順アップのテンパイが入るも流局。
全員2万点台でゲームが終了。内川の勝利となった。
勝利者インタビューで内川は「16戦のスプリント勝負なので、1回1回が大切ですね。自分の出番も限られていますし、初戦を任せると言われたときには、これにかける、という思いでした」とにこやかに話した。
ファンに向けては「初戦にいい結果が出ました。残りの試合も全力で走り抜けていきますので、応援のほど宜しくお願いします」とポーズをきめた。
第1試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+49.3
2位 魚谷(フェニックス)+6.9
3位 白鳥(ABEMAS)▲17.4
4位 黒沢(雷電)▲38.8
第2試合
第2試合は沢崎、瀬戸熊、多井、近藤が出場。
東2局近藤が親番で5回のテンパイ外し、その後沢崎が3連続でアガるなど見どころ満載の展開に。
沢崎の勢い続くかと思った南1局だったが、瀬戸熊が満貫ツモ。
南3局2本場には多井が倍満のテンパイを入れる中で親の瀬戸熊がツモのみでアガリ連荘。沢崎との点差は僅差ながらトップ目に。
しかし次局の沢崎の早いリーチに瀬戸熊がイーシャンテンをキープする打が沢崎の満貫の当たり牌。
沢崎盤石の状態で迎えたオーラスかと思われたが、多井がテンパイとアガリを重ね連荘。
場が煮詰まってきた南4局2本場。瀬戸熊が跳満ツモを目指した手を作りリーチ。近藤も倍満ツモトップが現実になりそうな手牌に育ち、悩むが2着狙いにシフト。
瀬戸熊から近藤の当たり牌が放たれ、近藤2着となった。
連続でアガリを決めた沢崎の勝利となった。
勝利者インタビューで沢崎は「ドラもきてましたし、手が良かったですね。チームの目標はセミファイナルをクリアすることなのので、今後もみんなで協力していきたいと思います。応援よろしくお願いします」とポーズを決めた。
第2試合結果
1位 沢崎(サクラナイツ)+59.9
2位 近藤(フェニックス)+6.2
3位 瀬戸熊(雷電)▲19.1
4位 多井(ABEMAS)▲47.0
3月16日トータル結果
サクラナイツ+109.2
フェニックス+13.1
雷電▲57.9
ABEMAS▲64.4
次戦は3月17日(火)。KONAMI麻雀格闘俱楽部、セガサミーフェニックス、チーム雷電、U-NEXT Piratesの対戦。