2020年7月3日(金)に行われた「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 2020」優勝した梅村日奈子選手にインタビューを行いました。
──優勝おめでとうございます!率直な今の感想をおねがいします
いや、もう、長かったなぁって……(笑)。3月に始まったシンデレラリーグでしたけれど、コロナウイルスの影響で延期になって、ここまでくるのに4か月かかりました。
──決勝2回戦目での大きなトップでかなり気持ちにも余裕ができたかと思われた3回戦に、塚田さんの猛攻を受けてどう思われましたか?
トータルポイントを考えると「まだ私の方が上だから大丈夫」なんて思いながら打ってたんですけど、試合中はどんどん自信がなくなっていきました。ようやく自分に手が入ったから決めにいこうと思ったら、放銃に回ってしまい……。3回戦目は苦しかったです。
──その後は全員に優勝の芽が残る最終戦でしたが、どんな気持ちで臨みましたか?
都美さんとの着順と素点を気にしなければなりませんが、とにかく上位3人はトップをとれば優勝で、誰のアガリも嬉しくないので、とにかく前に出ようという気持ちをもっていました。そんな中、オーラスでテンパイを入れることができて、アガる、もしくは流局で優勝というところで、塚田さんと親番の与那城さんからリーチが入り、その与那城さんのツモ番が終われば勝ったかと思いきや……都美さんに与那城さんへ差し込まれてしまいもう一回と……。
苦しくて長くて、ずっと変顔してました(笑)。次局でなんとかとのシャンポン待ち、役ナシの仮テンから、を持ってきてピンフの待ちテンパイまでたどり着いてアガることができました。
取り上げていただきました!決勝の最終戦オーラス2局。
— 梅村日奈子 (@umepico) July 5, 2020
うまく言葉で言えないんだけど最後まですごい苦しくて、6p切る時ワイの手ってこんなに震えるんだ、となってました (´;ω;`) https://t.co/q0oUYPD5Hr
──唯一の麻将連合から出場ということで、プレッシャーなどはありましたか?
そうですね、勝手にちょっと頑張らないとなって、思ってしまうところがあったんですけど、先輩方からは何も気にしなくていいよと言っていただいてました。麻将連合は小さな団体で、他団体の方とこういう場で打たせていただく機会もあまりないので、本当にとてもいい経験をさせていただいたなと思います。
──コロナウイルスの影響で練習できない期間もあったと思いますが
そうですね。リアル麻雀は自粛していたんですけれども、私は元々天鳳勢なので、ここぞとばかりに天鳳個室をずーっとやっていて、逆に自粛中は打数が増えました。
──麻将連合の女流タイトル「将妃戦」連覇後のシンデレラ獲得ということで、かなり自信がついたのではないでしょうか
そうですね、でもあんまり決勝って残ることができないので、一回一回すごく大切にしたいと思っています。今回も良い結果が残せて良かったです。
──今回の優勝を受けて、今後の目標は?
麻将連合には認定プロという制度があるんですが、私はまだそこに達していない見習いという感じなので、いろいろな経験を積んで団体の中でプロとして認定されるように、今後もたくさんの大会に出て結果残して頑張っていきたいと思います。
関連リンク