麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン66日目の対局が1月29日(金)に開催された。
第1試合
第1試合はたろう、瀬戸熊、前原、日向の対戦。
東1局は親の前原がドラ暗刻の聴牌でリーチ。平和聴牌を入れていたたろうから18000のアガリを決めて一歩抜け出した。
その後の1本場でも前原が瀬戸熊から12000のアガリを決めて更にリードを広げた。
その後の2本場、前原が更にリーチで攻めるも瀬戸熊がトイトイ・三暗刻の2000・4000のアガリを決めた。
その後の東2局では瀬戸熊がダマテンでたろうから12000。たろうはこの時点で箱下に沈む苦しい展開となった。
東4局では瀬戸熊が先制リーチで2000・4000。ほぼ瀬戸熊、前原のトップ争いの様相となった。
南入以降、たろうは大物手で攻めるも南2局、南3局と前原がアガリを決めてしっかりと局を進めた。
オーラスは瀬戸熊のリーチを前原が三面張の平和でしっかりとかわして個人4勝目を手にした。
第1試合結果
1位 前原(麻雀格闘倶楽部)+76.1
2位 瀬戸熊(雷電)+18.6
3位 日向(ABEMAS)▲27.6
4位 たろう(ドリブンズ)▲67.1
第2試合
第2試合は園田、黒沢、高宮、多井が出場。
黒沢が東1局に1300のアガリを決めた後、東2局にも平和高め三色のダマテン。高宮から3900のアガリを決めた。
東3局は高宮が仕掛けて12000の聴牌を入れたが多井がツモって1000・2000のアガリを決めた。
東4局は黒沢がタンヤオ平和のリーチ。親の園田が三色確定、高めチャンタの聴牌にたどり着くも余剰牌のが捕まり、黒沢が8000のアガリを決めた。
南1局は多井が競り合いを制して2000オールで連荘。
その後の1本場では園田が2000・4000のアガリで3着目に浮上した。
南2局はラス目親の高宮が一気通貫のリーチに出るも仕掛けた園田が交わし手のアガリを決めた。
南3局は高宮が平和赤1のリーチをツモって1300・2600。点差を縮めて接戦のオーラスを迎えた。
南4局は多井と黒沢の2軒リーチ。黒沢が一発ツモの2000・4000で決着。黒沢が個人7勝目を飾った。
第2試合結果
1位 黒沢(雷電)+59.2
2位 多井(ABEMAS)+6.0
3位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲22.3
4位 園田(ドリブンズ)▲42.9
1月29日トータル結果
雷電(瀬戸熊2着・黒沢1着)+77.8
麻雀格闘倶楽部(前原1着・高宮3着)+53.8
ABEMAS(日向3着・多井2着)▲21.6
ドリブンズ(たろう4着・園田4着)▲110.0
セミファイナル進出争いの雷電とドリブンズが大きく明暗が分かれた。雷電は5位に浮上、ドリブンズは7位に陥落となった。今後セミファイナル進出争いは下位3チームの争いとなるのか。終盤戦にかけてより熾烈な戦いが繰り広げられることとなる。