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【Mリーグ】渋谷ABEMASインタビュー「この4人誰が欠けてもだめ。あと10年はこのチームであるために、ファイナルに残り続け、必ず優勝します」

【Mリーグ】渋谷ABEMASインタビュー「この4人誰が欠けてもだめ。あと10年はこのチームであるために、ファイナルに残り続け、必ず優勝します」

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2022年4月26日に最終日を迎えたMリーグ2021-22シーズン。RMUの多井隆晴(@takaharu_ooi)、日本プロ麻雀連盟の白鳥翔@s_Shochan0827)、日本プロ麻雀協会の松本吉弘@yoshihiro_npm)、最高位戦日本プロ麻雀協会の日向藍子@hinaai0924)のチーム「渋谷ABEMAS@shibuya_Abemas)」は、最終日に優勝の可能性を残すも一歩及ばず、4年連続で3位という結果に終わった。

最終戦が行われたその日、全チームに取材が行われた。

閉幕式の様子 ©ABEMA

感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。

渋谷ABEMASインタビュー

──今シーズンの振り返りをお願いします

©ABEMA

白鳥「正直昨シーズンは最終日打つのが怖いっていう思いがあって、最後の方は隆晴が5連闘くらいしてたんですけど、今日は全然そんなことはなく『早く打たせろ!』みたいな感じでした。去年までとは全く違った最終日だったと思います」

「自信を持てるくらいの準備と、結果が伴っていたのもあるし、内容も振り返ってみてみると、ピントが合っているな、という印象だったので、良い精神状態で全試合臨むことができました」

 

©ABEMA

日向「レギュラーはスタートから8連続逆連帯でかなりキツかったです。でも内容を見てみると、去年よりも良い試合が多かったので、そんなに引きずることはなかったです。多井さんからは『マイナス300くらいだったら大丈夫。100ずつ勝ってチャラにしてやるから』って、そういう風に言われたことで、変に引きすぎずに戦い抜けたかなと思います」

 

©ABEMA

松本「昨シーズンは多井さんに全てを託して、応援するしかできなかったことが、僕ら3人にはかなり大きな影響を与えていました。なので一層、今年にかける思いは強かったです」

「今までと違ったところは、今年は各シーズン追い詰められながらファイナルに進出したことですね。接戦の中で生まれる強さを身に付けられた1年で、チームとしてはさらに成長したと思います。今回は4人がそれぞれ各シーズンで稼ぐ人がいて、僕はポストシーズンで2着とか3着で耐えて、その間に他の人が爆発してくれるみたいな。安心して今シーズンを過ごせたかなと思います」

「個人としては、押せるか押せないかっていうギリギリのところも、冷静に選択できたので良かったです。ただ、3位っていう結果は、昨シーズンの結果を受けての3位なので、正直めちゃくちゃ悔しいです。でも収穫のある3位だとは思っています」

 

©ABEMA

多井「ABEMASはレギュラーシーズン毎年プラスしていて、長いスパンで打たせてもらえたら、うちが負けることはない、雀力の高いチームだと正直思っています。ただ、ファイナルは12回中5、6回トップとれるかっていう最後の勝負所だっていうのを分かった上で、優勝するために戦ったつもりです」

「4年連続3位という結果ですが、その結果に対して打ち方を変えるというよりは、チームで知識や技術の底上げをしていきたいです。今チームの雰囲気は最高で、この4人誰が欠けてもだめだという気持ちです。あと10年間はこのチームであるために、ファイナルに残り続けます。来年も必ずファイナルに残り、優勝します」

 

──(多井)最終戦が終わって、藤田監督から何か一言ありましたか?

多井「……何もないです(笑)。会ってもいないです。壇上でメダルをいただいただけですね」

©ABEMA

多井「うちはMリーグのチェアマンが監督なんですよね。監督は他にやることがたくさんあるので、現場は1年に1回か2回くらいしか会わないんですよ。なのでABEMASとしては僕が現場監督というか、監督代行みたいな意識があったんですね。1、2年目はその意識が強かったんですけど、今は互いに言いたいことも言いあえる存在です。一方通行で僕から彼らに何かを伝えるということは一切ないので、これからもチームワーク良くやっていきたいです」

日向「あ、今日は監督きてくれました!」

多井「じゃあ3回目ですね」

松本「多井さんが跳満親被ったあとにきました」

南2局2本場 堀 リーチ・ツモ・ピンフ・ドラ2・裏ドラ1 3000・6000 ©ABEMA

 

日向「普段はチェアマンとしてのお顔だけど、控室に来た時はABEMASサポーターのおじさんみたいなかんじなんです。『なんで周りがこんなことしてくるんだよ!』なんて言いながら一緒に応援してくれます」

日向「監督は普段の試合も、自分で確認するんですよ。5日目の試合も深夜1時すぎくらいに確認していたみたいで『ここよかったね』とか連絡がくるんです」

多井「僕は一度『監督!やりました!トップでした!』って連絡したら『まだ見てないのでやめてください』って冷たい返信がきました」

日向「監督は最近、競馬、サッカー、ダンスと色々大変なんですけど、麻雀もすごく楽しみにしてくれてますね」

松本「監督は最近楽屋のこと『パドック(※1)』って言ってます」

多井「俺が勝った時は『良い差し脚(※2)』でしたって言ってましたね」

(※1)競馬用語。レースに出走する馬の下見所。

(※2)競馬用語。レースの後半で速い脚を使って、前にいる馬をかわすこと。

 

多井「監督も含め、チーム全体ですごくいい雰囲気なんですよ。明日もうMリーグ始めたいです。勝つ自信は凄いあります。来季は全員プラスで終えることをここに宣言します」

 

©Mリーグ All Rights Reserved.

開幕前インタビュー

昨シーズン閉幕時インタビュー

 

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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