Mリーグ2022-23シーズンの開幕前日となる10月2日、ところざわサクラタウン内ジャパンパビリオンホールBにて「KADOKAWAサクラナイツ 2022-23シーズン 壮行会」が開催された。
同イベントは3年ぶりのオフライン開催となり、会場の座席チケットは完売。駆けつけた大勢の観客が新生サクラナイツの門出を祝ったほか、イベントの様子は生配信によって全国のサポーターに届けられた。
トークショーではクイズ大会や質問コーナー、新グッズ等の告知を交え、各選手が開幕を翌日に控えたシーズンへの意気込みを語った。
サクラナイツの新戦力として期待がかかる渋川難波。ドラフト会議で指名を受けた直後の入団会見では、一部で「ぎこちなかった」との意見もあったが、この日は持ち前の軽妙なトークで会場を大いに盛り上げた。
トークショー後半で発表された今季のスローガンは「楽しく打つ」「進取果敢」。療養のためチームを離れることになった沢崎誠の信条を胸に、昨季チャンピオンチームながらもチャレンジ精神を忘れずにシーズンを闘い抜くことを誓った。
トークショー終了後の取材において、サクラナイツの森井巧監督は開幕戦の登板選手についての明言を避けたが、オーダーについては「選手とファンの方それぞれに対して、今シーズンどう戦うのかというメッセージ性を出したい」と語った。
一方で、堀慎吾は自身の開幕戦登板を否定。「僕は10月4日は出ないです。ということは…と思ってもらえれば」との発言を残し、登板選手発表への期待をあおった。
Mリーグ初の連覇に向けて、桜の騎士団の出撃準備は整った。