Mリーグ2022-23シーズンも94試合中38試合を終え、序盤戦から中盤戦に入ってきた様相となっている。
当記事では12月6日の第2試合。仲林圭選手の選択を振り返る。
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【#Mリーグ 何切る アンケート】#仲林圭 の東1局6巡目の選択は
— 麻雀ウォッチ (@mjnewsnet) December 7, 2022
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東1局 仲林の選択
この場面、親番の聴牌ではあるが、共に場に1枚見え、ドラ付近の牌だけにあがりづらい待ちでリーチは行きづらい。その上、は三色ではドラ。ここを面子として使わないのは非常に勿体なく感じられる。
そこを活かすにはどうしたら良いのか?そのためにはマンズの、ピンズののいずれかを面子ではなく雀頭にする手法だ。
ここで解説の多井、石橋がそれぞれに意見を述べていた。多井「打」石橋「打」
どちらも主となる狙いはターツ部分を雀頭に組み替えた待ちリーチなのだが、その選択差にはそれぞれ細かい理由がある。
石橋「打のメリットは、引きや、その後のツモによっての純チャンも見込め、更なる打点向上のルートがある」
多井「打のメリットは、ピンズ上の場況の良さ。瀬戸熊、園田の切りが早く、ピンズの上目はかなり残っているように見える。一刻も早くリーチに仕上げたいので重なりやすさを重視したい。」
実際には園田は七対子を主に見ていたためを保有していたが、はあわせて5枚残り、は山に2枚残りとなっていた。
6巡目の同順に瀬戸熊の先制リーチを受けながらも価値の大きな手なので仲林は形を維持。打選択であればの縦重なりを捉えてのツモアガリとなっていたが、最終的にはノベタン待ちでの追いかけリーチとなった。
結果は瀬戸熊への8000の放銃に。しかし価値の大きな手を作りあげる事には成功した。
選手の選択の狙いと要素をより理解することでMリーグをより楽しみましょう!
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