麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」60日目が1月20日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:多井隆晴
南:滝沢和典
西:村上淳
北:小林剛
第2試合
東1局、小林が暗刻のをポンして強引に染め手へと向かう。
親番の多井がを両面チーして三面張のテンパイ取り、滝沢から2900のアガリ。
東1局1本場は村上のドラ4リーチに滝沢が追いかける展開。
村上のは山に5枚、滝沢のは山に6枚。
合計11山の捲り合いは、滝沢がをツモって決着となる。
1300・2600を加点して親番へ。
東2局は滝沢の親リーチに小林がの後付けで押し返す。
滝沢がを掴んで小林が3900のアガリ。
東3局は小林がタンヤオで仕掛けて村上から2000のアガリ。
東4局、滝沢がピンズの清一色で仕掛けるなか、多井が待ちで先制リーチ。
しかしこの局は七対子・ドラ2のヤミテンを入れていた村上に軍配が上がる。
多井の現物であるを自力で引き、2000・4000のアガリ。
全員20,000点台の平たい状況で南入。
南1局は小林がのポンテンを取らず、門前で進めてリーチを敢行。
1000・2000をツモって依然平たい点数状況が続く。
親番の滝沢1人テンパイでの流局を挟んで南2局1本場。
多井がをポンして速攻でテンパイ。
をツモ、500・1000のアガリで局が進む。
南3局は村上の親番。
ドラ表示牌かつ2枚見えの嵌でテンパイすると、これをヤミテンに構える。
同順に仕掛けていた多井が嵌で3900のテンパイ。
を打つが、村上は役無しのためアガれず。
すると今度は村上がを掴む。
長考の末、村上はテンパイを崩してベタ降りを選んだ。
多井もを絞ってテンパイを崩す。
滝沢が最終手番にテンパイを入れ、1人テンパイで流局となった。
オーラス、持ち点は親番の小林が27,900、村上が26,000、滝沢が24,600、多井が21,500という並び。
多井が清一色、滝沢と小林がタンヤオ、村上が暗刻でそれぞれ仕掛け、激しい空中戦となる。
小林が1000オールをアガって連荘。
オーラス1本場、持ち点は小林が31,200、村上が24,900、滝沢が23,500、多井が20,400と変わる。
先制テンパイは村上の嵌。
一度はヤミテンに構えるが、次巡に空切りリーチを敢行。
多井が待ちで追いかけリーチ。
山にはが1枚、が1枚。
力のこもった捲り合いは、多井がをツモって決着。
しかし裏は乗らず、1300・2600のアガリとなり浮上は2着まで。
トップは小林が手にした。
Piratesは第1試合の瑞原に続き同日連勝。ABEMASをかわし3位に浮上した。
第2試合結果
1位 小林(Pirates)+48.4
2位 多井(ABEMAS)+7.2
3位 村上(ドリブンズ)▲17.6
4位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)▲38.0
1月20日トータル結果
Pirates(瑞原1着・小林1着)+107.5
麻雀格闘倶楽部(寿人2着・滝沢4着)▲26.0
ドリブンズ(たろう3着・村上3着)▲33.8
ABEMAS(白鳥4着・多井2着)▲47.7
Piratesが素点は小さかったものの競り合いを制し連勝。順位点が大きいルールだけに大きな勝利と言える。この連勝でABEMASをかわすことに成功、更に上位まで狙って行けるか。
ドリブンズはトップまであと一歩の所まで迫るが結果は3着でポイントを失う決着に。▲600ポイントをこえてしまいいよいよこれ以上は負けられない水準まで追い込まれた。
第2試合各局詳細
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