麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5日目が5月13日(月)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:渡辺太
南:堀慎吾
西:鈴木優
北:二階堂瑠美
第2試合
東1局 堀が待ちで先制リーチ。ドラドラの優も押し返すが、堀が一発でをツモアガリ、2000・4000の加点で親番を迎える。
東2局 優が待ちで先制リーチをかける。をポンしていた親番の堀も、ドラを3枚を持ったカン待ちで強く押し返す。決着は、優が堀からをロン。優が2600の加点で親番を迎える。
東3局 親番優が待ちで先制リーチをかける。太と瑠美が形を維持しながらリーチに追いつこうとするが、テンパイが入らない。終盤に優がをツモアガリ。4000オールのアガリで先行する。
東3局1本場 西家の太がとドラのをポンしてアガリに向かう。ここに瑠美が待ちでリーチをかけるが、直後に太も待ちで満貫のテンパイをいれる。太がをツモアガリ、2000・4000は2100・4100の加点に成功する。
東4局 堀がをポンして、大三元のイーシャンテンに構える。ここに太が待ちで先制リーチ。ここに堀がカンをチーして小三元の待ちのテンパイをとり、続けて優がドラのを重ねて追いかけリーチをぶつける。親番の瑠美も高打点の手を進めようとするが、が優に捕まる。優が8000の加点で勝負所を制する結果となった。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) May 13, 2024
東4局、#鈴木優 選手の満貫のアガリ!
堀選手が大三元の一向聴!
そこに太選手が??待ちリーチで切り込み
堀選手も小三元の??待ち聴牌に取る!
痺れる勝負に足を踏み込んだ優選手も
ドラを重ねて??待ちリーチとし
瑠美選手から満貫のアガリを決める!
南1局 親番の太が高目一気通貫の待ちで先制リーチをかける。ジュンチャン・三色同順のイーシャンテンまで育った瑠美の手牌から、高目のが打ち出される。太が12000の加点で優に迫る。
南1局1本場 太がをポンして待ちの先制テンパイをとる。しかし、ここに堀が門前でホンイツを仕上げ、待ちリーチで追いかける。さらに、自風でドラのを暗刻にした優も、太と同じく待ち、これをダマテンに構える。勝負の分水嶺となったこの局は、堀がを掴む。アタマハネにより優が12000は12300のアガリで、太を突き放す。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) May 13, 2024
南1局1本場、#鈴木優 選手の跳満のアガリ!
親の太選手が仕掛けて??待ち!
しかし丁寧に手を育てた堀選手が
ホンイツの???待ちリーチに!
そしてドラの?暗刻の優選手も??待ち聴牌!
堀選手が掴んだ牌はなんと赤?!
頭ハネで優選手の跳満のアガリに!
南2局 太が待ちで先制リーチ、瑠美がカン待ちで追いかけリーチをかける。太が一発でツモアガリ、2000・4000のアガリで、優の独走を許さない。
南3局 をポンした太がペン待ちで先制テンパイをいれる。優のが溢れかねない形だったが、ここに、瑠美がピンズの一気通貫、3枚切れのペン待ちでリーチをかける。優が二者の待ち牌を抱えて手を崩し、太と瑠美の2人テンパイで流局した。
南4局1本場 アガリトップの優がをポンして、片アガリの先制テンパイをいれる。堀がを掴み、かの選択に入る。仕掛けの正体を絞りこまれなかったことが優に味方したか、堀が手をかけたのは。優が1000は1300のアガリで終局。優がトップを守り切り、チーム同日2連勝を飾った。
第2試合結果
1位 優(Pirates)+74.6
2位 太(ドリブンズ)+27.8
3位 堀(サクラナイツ)▲35.8
4位 瑠美(風林火山)▲66.6
5月13日トータル結果
ここ一番で大きな同日連勝を飾ったPiratesが大きく加点に成功、しかもトータル2位の風林火山が連続4着となったことで、トータルスコアがなんと約300ポイント差まで広がる結果となった。
ただ、残り3日間6試合残っている。今日のPiratesと風林火山は255.4ポイント差が広がったことを考えると、その逆が起こるだけで一気にまた50ポイント差まで戻ってくる。そう考えるとまだまだ絶望的な差ではない。
少なくとも2位以下の各チームは残り6戦中4トップあたりを目指しつつ、Piratesを逆連対させることが条件となってくるだろう。痺れる終盤戦、最後まで要注目!
第2試合各局詳細
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