ラス前やオーラスを迎えたときの親番では、親という意識を持たないことが最も大切な心得です。親と子で差をつけると、ゆがんだ発想が生まれてしまいます。
連荘は大きな和了りにつながると考える人がいますが、正しい連荘かどうかは和了形で分かります。身の丈に合った、大局観に導かれた和了り方が大切です。違和感がある和了をすると、次の局で親かぶりする確率が高くなります。
ラス前やオーラスで、トップ目の親番は楽をしてはいけません。工夫や努力の積み重ねが次につながります。また、危険な領域に入っていくことを恐れずに、心を強く持って前に進んでください。ただし、無謀や暴牌とは違います。
ラス目の親番はあがかないでください。安易に鳴くと場が乱れるだけです。親番が終わってもいいです。連荘は大切ですが、持ち点に振り回されるような心得は持たないでください。