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ネマタの天鳳日記 第92回

ネマタの天鳳日記 第92回

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 オーラス満貫放銃しても3着のまま。役アリ2翻以上ならダマでもアガリトップの北家のリーチが跳満以上あることは相当レアケースなので押します。

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 東家が30000点を割ったので西入。ラスのマイナスが大きい天鳳だとあまり嬉しくない展開ですが、それでもこの点数状況なら3確よりはよいとみます。

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 をトイツ落としするとリャンメントイツのが雀頭+浮き牌とみなすことになるので、実はリャンメンを落としてシャンテン戻しをしているようなもの。

 タンヤオをつけるメリットがそれほどでもない局面なら打が無難でしょうか。今回は30000点を超えるかどうかで結果に大差がつくのでタンヤオをつけにいきます。

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 ドラが鳴けるようならメンゼンにはこだわりません。クイタンドラ1でもいずれかの赤5を引くか、他家からリーチ棒がアガれば30000点に到達するので、スルーするよりはトップを取りやすいと判断しました。

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 鳴いて1シャンテンにした方がアガリやすくはなりそうですが、スルーして浮き牌にくっつくだけでも1シャンテン。1回多くツモることで赤5引きの抽選を受けやすいようにスルーしてみました。

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 でアガればトップ終了、引きの手変わりも残るテンパイになりました。

 逆転手は可能な限り狙うべきですが、逆転手にこだわり過ぎるとアガリ損ねて他家に逆転されるリスクも出てくるので、確実に逆転しようとするとメンゼンで進める必要がある場合は、表ドラや赤ドラ引き、他家のリーチ棒、カンすることによる符ハネやドラが増えることに期待して仕掛けていくのが有効です。

 遠いところから仕掛けていくと今度は放銃のリスクも増えるので、どの程度から仕掛けていくかはまだまだ研究の余地がありますが、今回のように、オーラスあと1翻で逆転できるという時は特に意識しておきたいです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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