麻雀ウォッチ

日本最大級の麻雀専門ニュースサイト!プロ雀士やイベントの情報をはじめ動画やマンガ・アニメ、アーケードゲーム情報まで麻雀関連の事柄全てを網羅します

スリアロチャンネル
ネマタの天鳳日記 第219回

ネマタの天鳳日記 第219回

CABO求人麻雀BarWatch

219-1-min

 3巡目にしてドラ4の1シャンテン。何としてでもアガリたいところです。

219-2-min

 ドラが多い手なら「仕掛けがきくので」、ドラが少ない手なら「打点が上がるので」、「タンヤオがつかないメンツ候補よりタンヤオがつく浮き牌残し」。手が進む牌は何でも鳴くつもりでしたが…

219-3-min

 シャンテンが進まない牌でも鳴くべき牌がありました。を大ミンカンすれば仕掛けても跳満以上が確定。当然他家に警戒されるリスクはありますが、ドラまで切ってきている北家は少なくとも2シャンテンのこちらよりは手が早いことは明白。警戒して手を止めるようならむしろ好都合とみます。

219-4-min

 を鳴く理由はもう一つ…そう、このチーをさせないためです。東家が鳴くかどうかまで分かるわけではありませんが、もし鳴く手牌になっているのであればここを鳴けるかどうかでアガリやすさは雲泥の差。邪魔ポン(カン)に相当する鳴きは予め構えておかないとなかなか反応できません。

219-5-min

 に反応できていればこのアガリを阻止したうえに自分が跳満をアガれていたかもしれないと考えるとかなり手痛い失点となりました。「自分の手牌を進める牌以外にも鳴くべき牌が無いか」を常に意識しておきたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

新着記事

Return Top