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ネマタの天鳳日記 第249回

ネマタの天鳳日記 第249回

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 本日も、twitterで@nisi5028氏が出題されている何切る問題で気になったものを取り上げたいと思います。

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 平和高めイーペーコーでテンパイ。3枚見えとはいえ手牌と河だけならリーチしそうなものですが、南1局でトップとはかなり離れていて、3着以下とも結構点差が開いている2着目。つまりリーチによる加点のメリットがかなり薄い点数状況。これなら流石にアガリ、失点回避重視でダマにしそうです。

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 結果は局収支では明確にリーチ有利でしたが、平均順位、段位ptではダマにやや分があるとなりました。

 しかしダマに分があるとはいえほとんど差がなく、半荘収支であればリーチが上回りました。これは、先制リャンメンテンパイであればリーチしたところで、「ダマなら回避できていた」着順低下につながるような失点をすること自体がレアケースなためと思われます。今回のようなケースですらそうなのですから、収支戦で祝儀もあるルールにおいて万一の着順低下をケアして先制テンパイをダマにすることは損と言えそうです。

 もちろん、「着順低下につながる失点」がレアケースとは言えないと読めるのあれば話は別です。今回はシミュレート上の結果ではこうなりましたが、実際は東家がチャンタ三色ドラドラの11600テンパイ。そして実は前巡のドラは2枚ともスルーされているという情報がありました。

 を鳴いている東家がドラトイツなのにポンしなかったというのはかなり奇妙です。東家が合理的に打っているとするなら、既にテンパイしている(ラグがかかったのは鳴き無しを押すのを忘れていた、あるいは鳴いて待ちを変えるか迷った)とみてよさそうです。

 そうするとをスルーした時点でホンイツテンパイ(を鳴けば跳満になるので、警戒されるデメリットを重くみてスルーもあるが、鳴くと待ちが悪くなる良形待ちの可能性が高い)かチャンタテンパイ(チャンタドラドラなら鳴くと満貫なので、三色がついて既に4翻ある可能性が高い)。次のは空切りか引きのスライドと読めそうです。

 既に親が満貫テンパイと読めるのであれば、当然リーチしない方がよいですし、もチャンタ三色であれば待ち牌の候補。が4枚見えなのではチャンタで当たらないことから雀頭のを落として回すのがよいのではないでしょうか。

 をチーしただけで親が満貫テンパイというのはレアケースですが、ドラに2枚ともラグがかかる(偽ラグの可能性もほぼ否定される)というのもかなりのレアケース。選択の段階でレアケースが起こっている時は、手牌構成もかなり限定されるので読みが生きることも多くなります。レアケースな場の情報は特に意識して着目するようにしましょう。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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