先日、いよいよ働き方改革法案が成立しましたね。「高度プロフェッショナル制度（高プロ）」など、賛否が分かれている制度もありますが、その中で、政府は「一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジを働き方改革である」としています。

一億総活躍社会って・・・？？

　「一億総活躍・・・！？」以前話題になったワードでもあります。改めて補足しますと、一億総活躍社会とは「年齢や性別、障害や難病の有無に関わらず、家庭や職場など、あらゆる場で誰もが活躍できる、全員参加型の社会である」としています（厚生労働白書より）。
　そして、「全ての人が参加できる社会が実現できれば、安心感が醸成され、将来の見通しが確かになり、消費の底上げ、投資の拡大にもつながる。また、多様な個人の能力の発揮による労働参加率工場やイノベーションの創出が図られることを通じて、経済成長が加速することが期待される（厚生労働白書より）。

一億総活躍社会を実現するためには、政府は
①戦後最大の名目GDP600兆円
②希望出生率1.8
③介護離職ゼロ
という目標を掲げています。

これらは、一見他人事のようで、みなさんの職場・店舗などでも関係してくることだと思います。今回は詳細を省きますが、例えば、上記の

　①・・・従業員の待遇アップ、高齢者の就労促進など
　②・・・子供が生まれた従業員への理解・配慮など
　③・・・家族を介護することになった従業員への理解・配慮など

が必要になってきます。詳細はこれから次々と決まっていくかと思いますが、みなさんの職場・店舗でも何かしらの対応を求められることになりますので、「働き方改革」の内容については今後も要チェックです。

本記事に関するご紹介