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『HQ麻雀』競技麻雀と麻雀プロの地位向上へ IT会社が麻雀事業に参入

『HQ麻雀』競技麻雀と麻雀プロの地位向上へ IT会社が麻雀事業に参入

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ITサービス会社が麻雀教育を事業にする

2015年にPPP's’(スリーピース)株式会社を立ち上げた石山大介(@sake_first)さんはITサービスを事業の中核としていたが、2019年9月から「麻雀」をテーマにした新事業をスタートさせた。

石山「麻雀の健全性や競技性を広め、価値を向上させたい」

きっかけは最高位戦A1リーガー・醍醐大の入社だ。

醍醐「最高位戦A1リーグがAbemaTVで放送されることになったことを機に転職を考えました。麻雀プロであることは会社に伝えてはいたのですが、長年勤めて経営母体や会社の方針も変わり、いい機会かなと」

転職活動をしている時に、石山さんと17年ぶりに再会する。

学生時代、醍醐は水道橋の雀荘でメンバーとして働いており、石山さんはそこに通い麻雀に熱中していた。

元々ITサービスの営業をしていた醍醐が、石山さんに転職の相談をする中で、一緒に麻雀をして意気投合。14年働いた会社を辞め、石山さんと合流した。

石山「一緒に働く中で、麻雀を事業にできたらいいんじゃないかという話が出てきました」

2019年4月に入社して、同年9月には新事業をスタートさせる。

醍醐「麻雀について色々調べると『教育』が一番需要があり、盛り上がる。最初に手がけるサービスとしては良いのでは無いか」

パートナーとして河野直也(最高位戦A2リーグ)も合流し、『HQ麻雀』がスタートした。

HQ麻雀のブランドロゴ

 

「HighQuality」な内容と環境で競技麻雀の地位を高めたい

醍醐・河野それぞれが4名ずつ担当(中・上級者向けレッスン)

 

「麻雀教室」はすでに健康麻将などで取り入れられて全国に広まっているが、「楽しく学べる」というコンセプトはピンと来なかった。

スクールを通して「競技」としての麻雀を周知し、頭脳スポーツとしての地位を高めたい。

新事業の名称は『HighQuality』の頭文字を取って「HQ」と決めた。

講義の内容にもとことんこだわり、ブランディングとしてラグジュアリーな麻雀ラウンジである『Nishiazabu RTD』で開催。

価格は従来の麻雀教室と差を付けて、中・上級者向けレッスンは4~5時間で10,000円とした。

強気の価格設定にもかかわらず、ちょうど醍醐がA1リーグで活躍しているタイミングもあってか、集客には苦労せず初回から応募が殺到した。

3回目は初めて前半・後半の2部制(各4時間)にしたが、どちらも定員となった。

内容の濃さが評判を呼び、新規とリピーターは半々ずつで推移している。

テキストを見ながら基本的な考え方を学ぶ
レッスンの前半はテキストを用いた座学の講義

 

レベル別に合わせた講義で参加者も安心して参加できる

醍醐「どんな層が対象でも知らなかったことが盛り込まれている。麻雀が強くなりたいという方だったら誰にでも合うと思います」

中・上級者向けレッスンは、麻雀の知識や考え方を中心に、トッププロが一打一打丁寧に講義していく。

さらに講義で教わった内容を実践できる大会形式の環境も提供していく。

プロになりたいという人や、アマチュアとして競技会に出たいという人には最適の環境がここにある。

 

対して、初心者・初級者向けレッスンは、麻雀の楽しみ方・所作を中心に教え、麻雀の裾野を広げる活動だ。

ゲストプロも積極的に呼び、大会形式も交えて麻雀を楽しむ。

麻雀は覚えるのに苦労が多いが、同じレベルの生徒同士であれば、間違って恥ずかしいこともない。

トーク力のある河野が中心となって、場を盛り上げながら進行していくレッスンだ。

「麻雀が強くなりたいから勉強しよう」と思ったら、あなたはどうするだろうか。

仲間を集めて、全員の手牌を開いて議論しながら麻雀をしよう、と言っても付き合ってもらうのは難しい。

ほとんどの麻雀愛好家にとっては、麻雀を打つこと自体が楽しいからだ。

向上心のある人は、本や動画を見ながら自分で考えて勉強する必要があったが、『HQ麻雀』ではその場でトッププロの教えを請うことができる。

そして一緒に教わる向上心のある仲間と切磋琢磨することができる。

これほど充実した環境はないだろう。

参加者は20~40代が中心で女性も多い。特に初心者・初級者クラスになると年齢層が下がり、女性比率も高まるそうだ。

左から河野直也醍醐大、石山大介さん

 

参加者のインタビュー「序盤の手組みの意識が変わった」

中上級者レッスンに3回参加しました。麻雀歴は7~8年です。新潟で競技麻雀を覚えましたが、昨年東京に転勤で戻って来た際にもっと麻雀が強くなりたいと思い参加しました。フリーなどでただ打つだけだと自分の手牌だけしか見えないのですが、全員の手牌を開いて勉強会をやる機会はアマチュアの立場ではなかなかないので、とてもありがたいです。醍醐さん、河野さんともに丁寧に教えていただけるので助かります。序盤の手組みに関しては意識が変わりましたね。特にレッスン1で習った「全体役と部分役について」は、これまで意識することが無かったので、とても勉強になり、手役を逃すケースが減りました。(Sさん)

今後のスケジュール

2/20(木) HQ麻雀主催MリーグPVイベント with近藤プロ&堀プロ ★空き有
2/21(金) HQ麻雀 実践編 打牌指導レッスンwith松本プロ ★空き有
2/22(土) HQ麻雀レッスン 初心者・初級者向け〜麻雀をはじめてみようvol.5 ★空き有
2/29(土) 中上級者参加者向け定例対局
以降のスケジュールはHQ麻雀Twitterでご確認ください。HQ麻雀Twitter:@HQMJ2020

2019年末に行われた第1回HQ麻雀大会は、Mリーガー4人を含む豪華ゲストで開催された

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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