平野透プロは、最高位戦日本プロ麻雀協会に入会してすぐに、第42期最高位戦新人王を獲得した実力者だ。地元にある麻雀店でのイベントに積極的に参加し、現在もなおその腕に磨きをかけることに余念がない。本記事ではそんな平野の魅力や活動内容、対局の様子などを詳しく紹介していく。
目次
平野透の基本情報・プロフィールデータ
名前 | 平野 透(ひらの とおる) |
出身地 | 新潟県 |
本人公式SNS | |
所属団体 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 |
所属チーム | 新潟リーグ |
プロ入会年 | 2017年 |
主なタイトル | 第42期 最高位戦新人王 プロアマ・グランドチャンピオン大会 2017・2018・2019優勝 |
経歴
2017年:最高位戦日本プロ麻雀協会に入会
2017年:第42期最高位戦新人王獲得
2017年:プロアマ・グランドチャンピオン大会優勝
2018年:プロアマ・グランドチャンピオン大会優勝
2019年:プロアマ・グランドチャンピオン大会優勝
平野透の活動
注目すべきところは、最高位戦日本プロ麻雀協会に入会してからのタイトルの獲得数だ。入会してすぐに結果を残すことは難しいと言われている中、新人王を獲得すると、プロアマ・グランドチャンピオン大会を3連覇するという偉業を達成している。
最近の平野の活動として、最高位戦新潟プロアマリーグ2021に参加している。最高位戦新潟プロアマリーグ2021の予選リーグは全部で7節あり、現在(2021年7月)は3節まで終了。参加人数は34名、平野の成績は8位でトータルポイントは79.0、1位とは68.6ポイント差と上位に食い込める可能性がある。他にも平野は、新潟健康麻雀教室が年に数回開催している麻雀大会などのイベントにもゲストとして参加している。新潟健康麻雀教室は、毎月プロ雀士を招待し、麻雀ファンとの交流活動、麻雀の普及活動に熱を注いでいる健康麻雀教室。参加の際は告知が行われているので、興味のある方はぜひチェックしておきたい。
平野透の打ち方や雀風、魅力
平野が自らの打ち方や雀風などを語る場面は未だ確認できていないものの、平野の打ち方を見て感心するプロもいる。それが最高位戦日本プロ麻雀協会が主催している最高位戦本部支部対抗戦の3回戦で見られた。平野のクイタンの仕掛けに対して、相手に待ちが絞れないように鳴いていると絶賛。迷わず鳴く思い切りの良さや字牌を残さず広い受けに取る判断、最終形を見据えての鳴き方など、解説者を唸らせる麻雀を打っていた。鳴き方一つで見る人の評価を変えてしまうところに、未だ成長を止めない、平野の麻雀の魅力を感じることができる。
平野透の対局時の様子
第42期最高位戦新人王戦 2017年11月13日
決勝には平野以外に、北海道本部から木村翼プロ、関西本部から牧野伸彦プロ、東海支部から大竹史祐プロが進出。全3回戦の合計ポイントで優勝者が決まる中、平野は1回戦を4着、2回戦を2着で終えて総合ポイントが▲24.6。トップの木村とは54.1の差が開いていたので最終戦はトップ縛りという厳しい条件でもある。最終戦は接戦でオーラスを迎えると、平野が微差のトップで他の3人にも優勝のチャンスのある局面に。平野はそんな中でツモ・タンヤオ・ハイテイ・三暗刻・ドラ3の倍満をアガり、見事優勝を決めた。
平野透が新人王 新潟支部から初のタイトルホルダーに/第42期最高位戦新人王戦
最高位戦日本プロ麻雀協会 本部支部対抗戦 3回戦
このときの平野の対局相手は、鷲見智和プロ、鈴木優プロ、立花裕プロ。東場は東4局まで点棒が動くことはほとんどなかった。東4局、親の立花が満貫の4000オールをツモ上がりしたことで動きが出る。立花がツモアガリを重ねて、70000点に届く程のトップとなる。しかし、平野も立花の親の連荘を西・混一色で止めて2着に浮上。南2局平野は親番を迎え25500点、トップの立花は60000点持ちで、34500点の差。連荘、もしくは大きな上がりを狙いたかったが、鈴木に流される。そして、南3局に鈴木が倍満をツモアガり、平野は3着となった。オーラスは白・ドラ3の満貫をツモるも3着で終了。点棒を30000点近くまで戻すことができ、粘り強い戦いを見せた一戦であった。
SNSでの評価・評判
前述した通り、平野は新潟出身で、地元で麻雀と深く関わっていきたいと、地元で開催されている麻雀イベントなどにも積極的に参加している。麻雀ファンや関係者からはその時の様子や平野の人となりを伝える声も見られた。平野がSNS上ではどのような評価や声が集まっているのか、ご紹介しよう。
最高位戦新潟支部 平野透 須田渉
— 曽木達志 (@soggy1632) September 17, 2018
「潟」
左 平野くん。新人王で、後期は現在首位。
右 須田くん。東京本部D1リーグ所属で、新潟でサンライズって店で競技麻雀の普及に尽力してくれてます。
新潟は、とにかく米がおいしいです。 pic.twitter.com/W9jVWlEBb5
先輩のプロ雀士からのツイートからも、地元の雀荘で頑張って貢献していることが伝わってくる。
村上最高位おめでとう&ピース3周年記念大会は大成功でした!
— 佐藤 崇 (@MTs0806) January 22, 2018
東京からは、最高位戦B1リーグの竹内元太プロ、協会B2天鳳十段の菊地俊介プロ、最高位戦新人王平野透プロも大会に参加してくれました!ありがとうー!! pic.twitter.com/Y9netrwwzw
馴染みのある雀荘以外のイベントにも、積極的に参加しているようである。
天鳳アエル杯 参戦プロ紹介⑥
— 伊藤奏子@麻雀スクールアエル (@ito_kimu_kana) April 30, 2020
平野透プロ
溝渕智也プロ
須田渉プロ
若山俊文プロ
遠山智子プロ
大島智プロ
岡本拓プロ
佐藤正武プロ#麻雀 #天鳳アエル杯
https://t.co/eL1K5AFFXz
ネット麻雀「天鳳」にも参加して、麻雀ファンを楽しませてくれる活動もしている。
平野透のニュース・こぼれ話
秋のNKMJフェスタで優勝
優勝しました👯♂️ https://t.co/Bo3LS7gSZo
— 平野透 (@4xjsDu) November 14, 2020
2020年11月14日に新潟健康麻雀教室新発田店にて、秋のNKMJフェスタが行われた。最初の告知では、最高位戦日本プロ麻雀協会の溝渕智也プロと庄司和恵プロが参加することになっていた。平野が参加する告知はなかったが、ツイッターで急遽参戦の報告。大会では平野は最終戦をトップで終え、見事優勝を果たした。