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伊藤奏子 | 夫と二人三脚で地元・北海道の麻雀を盛り上げるその想い

伊藤奏子 | 夫と二人三脚で地元・北海道の麻雀を盛り上げるその想い

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東京に拠点を構えて活動する麻雀プロが多い中、一貫して北海道を本拠地としている女流麻雀プロ、それが伊藤奏子だ。そんな伊藤が、2020年に女流最高位を獲得したことは大きなニュースとなった。麻雀プロの参加する大きな試合は東京で行われることが多く、対局があるたびに上京するのは相当な負担となるだろう。だが、それを承知の上で伊藤奏子は夫の伊藤聖一とともに北海道にこだわり続ける。そんな伊藤奏子の北海道への想い、麻雀への想いに今回は迫っていこう。

目次

伊藤奏子の基本情報・プロフィールデータ

名前

伊藤奏子(いとうかなこ)

異名

手役派ティンカーベル 

生年月日

9月26日

出身地

北海道函館市

血液型

O型

趣味・特技

カラオケ・映画・旅行

本人公式SNS

Twitter

所属団体

最高位戦日本プロ麻雀協会(北海道本部)

プロ入会年

2014年

主なタイトル

第20期女流最高位

2020年、伊藤は最高位戦北海道女流Cリーグで見事優勝を納めると、そこから地方プレーオフ・プレーオフ1st・プレーオフ2ndをいずれも1位通過して、女流最高位決定戦に進出した。決定戦でも伊藤の勢いは衰えず、全8戦中4戦でトップ。北海道所属の伊藤が優勝したことにより、本部所属以外のプロが団体内で女流の頂点に立つという初の快挙を成し遂げた。現在も夫である伊藤聖一と共に、北海道の麻雀界を盛り上げている。

経歴

2013年:最高位戦日本プロ麻雀協会の第39期前期に入会
2015年:札幌で麻雀スクール アエルを設立
2020年:第20期女流最高位戦決定戦で優勝
2021年:麻雀最強戦2021 女流チャンピオン決戦に出場
2022年:四神降臨2022女流王座決定戦に出場

麻雀との出会い・きっかけ

両親ともに麻雀を嗜む家庭環境で育った伊藤。ご両親は元日に2〜30人が参加する規模の麻雀大会を開催するほど麻雀に熱中しており、伊藤も昔から大会に参加していたそうだ。高校までは家族麻雀のみだった伊藤だが、大学に入ってから本格的に麻雀を打つようになって麻雀店にも通い始める。親友が雀荘でアルバイトを始めることをきっかけに、自分もいっしょに働こうと面接を受けた伊藤。その雀荘は偶然にも、伊藤が現在でも師と仰ぐ土田浩翔が経営する雀荘であった。それ以来、店の同僚でのちに夫となる伊藤聖一と共に土田の指導を仰ぐことに。その後、最高位戦北海道本部が発足したタイミングでプロテストを受験。見事に合格を果たし、北海道を拠点とする麻雀プロとして活動をスタートした。

伊藤奏子の打ち方や雀風

©一般社団法人 最高位戦日本プロ麻雀協会

伊藤が麻雀最強戦に登場したときのキャッチフレーズは「手役派ティンカーベル」。その異名の通り、三色や一気通貫などの手役を意識しての手牌進行が特徴だ。鳴きを多用するタイプではなく、じっくりと手をつくっていく。ただし、手役に固執するわけではなく、状況を冷静に分析して柔軟な対応を見せるのも伊藤の魅力だ。また、二者択一を迫られるような場面でも、冷静に熟考してベストな選択を披露する。伊藤はこのような優れた勝負勘によって、女流最高位を獲得できたといえよう。

伊藤奏子の対局時の様子

第20期女流最高位決定戦 2020/09/19

全8戦のうちの前半4戦を終えて2番手につけた伊藤。優勝のために是が非でもものにしたい5戦目だったが、結果は4着となり苦しい展開に。6戦目はトップを取るも、7戦目は再び苦しい展開でオーラスを迎えたところで4着目。もはやこれまでかと思われたが、伊藤は諦めなかった。首位を走っていた松山由希からリーチ一発タンヤオ三色ドラ1の手役派らしい美しい跳満を直撃して大逆転のトップに。トータルでも伊藤が首位に立ち、最終8戦目もプラスで終えた伊藤が、20代目の女流最高位となった。

初の地方所属選手の戴冠!北海道本部の伊藤奏子が女流最高位に/第20期女流最高位決定戦

麻雀最強戦2021 女流チャンピオン決戦 B卓 2021/03/21

©Abema

伊藤が現女流最高位として出場したこの大会。試合は東場を終えて全員が2万点台という大混戦。南場ではダマの8000に放銃するなどの不運が重なり、伊藤はライバルに後れを取る。トップは非常に厳しい状況に追い込まれるが、伊藤は南2局にリーチツモタンヤオドラの4000オールと南3局にリーチチャンタの5200を和了。このまま勢いに乗ってライバルに追いつこうかという状況で迎えたオーラス、配牌でタンヤオリャンペーコーまで見えるチャンス手だったが、残念ながらアガリには一歩及ばず。結果は惜しくも敗退となったが、門前手役派のタイトルホルダーらしい堂々たる戦いぶりであった。

2局連続で逆転手に仕上げた女流桜花川原舞子がファイナルに進出!/麻雀最強戦2021 女流チャンピオン決戦

四神降臨2022女流王座決定戦 2022/01/02

4団体のトップ女流プロが集まったこの試合。トップだけが決勝進出というシビアなルールで対局が行われるなか、伊藤は東場から苦戦を強いられる。親番でのアガリをあと一歩でものにできなかったり、チャンスで手痛い放銃したりと歯がゆい展開が続く。それでも南場の親でリーチチートイツドラドラの12000をアガり、反撃の糸口を掴んだ伊藤。しかし、勝利にはあと一歩届かず無念の敗退。親番で北を鳴かずにチャンタの絡んだ高打点リーチを狙うシーンなど、「手役派ティンカーベル」伊藤の見所が満載の試合であった。

【1/2(日)15:00】四神降臨2022女流王座決定戦

SNSでの評価・評判

伊藤は北海道本部所属のプロということもあり、北海道の麻雀ファンからは特に熱い声援が送られている。女流最高位戦での見事な戦いぶりにも関心が寄せられているようだ。

北海道を拠点とする伊藤に対して、熱い声援を送り続ける北海道の麻雀ファンの声は多く見受けられた。

女流最高位決定戦での伊藤の見事な戦いぶりに感動を覚えた方も多かったようだ。

試合の勝敗だけでなく、対局に臨む姿勢にもこだわる伊藤。麻雀に対する真摯な姿勢は、麻雀ファンの心をがっしりつかんでいる。

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冷静な選択が実り親満をツモる

親番を迎えた伊藤の配牌は東が暗刻なものの、その他はバラバラ。難しい手だが、親のチャンス手だけに絶対にアガリをモノにしたいところだ。伊藤は8巡目にテンパイするも、三・五・七萬のリャンカンが残って選択を迫られる。伊藤の選択はすでに2枚放たれているカン六萬でダマテン。これを見事にツモって4000オールのアガリとなった。このとき1枚も見えていなかった四萬は、実は他家の手に暗刻となっていた。見た目の枚数だけに囚われない、伊藤の見事な選択が光った。

攻守のバランスが伴ったトップ目からの跳満直撃

南4局で4着目に沈み、なんとしてもライバルに追いすがりたい伊藤。しかし、6巡目にトップ目からのリーチが入って窮地に追い込まれる。だがその直後、伊藤はなんとドラを重ねてチートイツをテンパイ。どちらも2枚切れの白か北の選択を迫られた。苦渋の選択の末、伊藤は北待ちでリーチとした。すると、トップ目の内間がすぐに北を掴んでしまい放銃。伊藤はリーチ一発チートイツドラドラの12000をトップ目から直撃し、大きな順位点を手にすることに成功した。

伊藤奏子のニュース・こぼれ話

もとは世界を飛び回る教育者だった

麻雀プロになる前、伊藤は教育者として世界を飛び回っていた。大学時代にイギリスへ留学したことを皮切りに、ポーランドやウクライナに教師として滞在。帰国後も、中学・高校で英語教員として働いていた。しかし、伊藤聖一との結婚を機に、麻雀プロに転向することを決意する。拠点を北海道に定めた現在の暮らしは、前職でヨーロッパ諸国を旅していた時とは対照的な生活といえるだろう。

夫・伊藤聖一と二人三脚

伊藤奏子のSNSには、たびたび夫の伊藤聖一も登場する。2人が同じ画角に収まる画像も多く、仲睦まじい2人の関係がうかがえる。夫婦で経営する雀荘「麻雀スクール アエル」は東京からはるか遠い札幌の地に店を構える中、多くの麻雀プロが参加する大会が開かれている。師匠ともいえる土田浩翔には、「奏子と聖一は『普及のプロ』になれ」と提言されたようで、その言いつけをしっかり守っているようだ。

北海道でプロ活動をすることの苦労とは

麻雀の大きな大会は東京で行われることが多いため、北海道在住の伊藤はそのたびに上京している。旅行が趣味であり、過去に世界を転々としていた伊藤にとっては移動自体は苦にならないのかもしれない。しかし、冬の北海道は悪天候による航空や鉄道の欠便が出るため、無事に試合会場まで移動できるかやきもきすることもあるようだ。2022年1月15日開催の發王戦・トーナメント1出場の際も、鉄道の運休で千歳空港までの移動に苦労したという一幕があったという。伊藤は、その時の心境をSNSで「トーナメント0突破」と吐露したのであった。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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