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もっと勝つための現代麻雀技術論 第41回 「くっつき形1シャンテン」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第41回 「くっつき形1シャンテン」

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 今回から講座11、くっつき形1シャンテンの補足に入ります。

 くっつき形1シャンテンに取れる14枚の牌姿を、第1回の方法で分類すると、面子候補不足の1シャンテンで、「0 0002 22」。

 つまり3つの浮き牌を比較して1枚切ることになります。

  面子候補は雀頭より作りやすいので、くっつき形1シャンテンはヘッドレス形1シャンテンよりテンパイする受け入れが広くなることが多いです。

 麻雀プロ試験でよくある、何を切ると最もテンパイする受け入れが広くなり何種何枚かを答えさせる問題も、難しいものの多くはこのくっつき形です。

 しかし何度も申していますように、手作りの基本はより「よい手」を目指すこと。元々手広いくっつき形ならヘッドレス形以上に、単純な受け入れ枚数は重要ではありません。

浮き牌3~7同士の比較

 第31回でも申しましたが、赤アリルールでも基本は、37牌>46牌>5の順で残します。

 くっつき形1シャンテンは浮き牌にくっつけば即テンパイするので、待ちが端寄りになるメリットはなおの事大きいです。

 赤5を使うという観点では、赤5引きでリャンメンテンパイになる46牌が最も優れていますが、赤5は各色に1枚のみ。

 第34回で申しましたように、特定の牌、1枚しかない赤5を引いた時にしか「よい手」にならないのであれば、引かなかった時に有利になりやすいことを優先します。

  もちろんタンヤオがつく場合は、46牌>5>37牌の順で残します。端寄りの待ちの方があがりやすいとはいえ、確実に1翻つくならその方が「よい手」です。

雀頭固定の是非

 「くっつきは雀頭固定」と言われることがあります。確かに自分で牌を2枚使っている分、雀頭固定の方が単純な受け入れ枚数では勝ります。

 ドラ

 打

 しかしこのように、雀頭+浮き牌がリャンメントイツの形になっていると、打としてを残すと、ツモは自分で2枚使っている待ちになりますが、代わりにツモは3メンチャン、そしてツモでも待ちになるので、良形テンパイになる受け入れが、実は打とした場合より1枚多くなります。

 ツモでも単騎待ちから手変わりを待てるのでカンチャンテンパイより勝ると言えます。

 「くっつきは雀頭固定」というのは、単純な受け入れ枚数を考慮しただけのものなので、リャンメントイツの形になっている時は、むしろ雀頭固定しない方が有利になりやすいですね。

 「他で新しく雀頭ができると良形の面子候補になる」ため、雀頭にくっついてリャンメントイツの形になった浮き牌の価値は、他の形が雀頭を作りやすいかどうかで価値が変わってくるので、この形については次回以降も取り上げます。

 また、23457のカンチャンと57のカンチャンなら前者の方が良形に変化しやすいですが、テンパイならリーチを打つ(リーチを打たない場合でも他家から出アガリできる)ので変化が残るメリットは少ない。

 よって今回は裏目のでもが残りより手広くなることからよりを切ります。

 くっつき形1シャンテンでなければからはを切るので注意が必要です。

 ドラ

 打

 今度は浮き牌部分が28牌なので良形テンパイになる受け入れでも打が勝ります。

 少しの形の差で切る牌が変わることも多いのがくっつき形1シャンテン。牌姿を暗記して対応しようとすると厄介です。

 大事なのは、より「よい手」になるツモを優先するという考え方と、1手先の手牌を正しく評価できる能力です。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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