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もっと勝つための現代麻雀技術論 第42回 「くっつき形1シャンテン②」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第42回 「くっつき形1シャンテン②」

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 くっつき形1シャンテンで難しいのは、3つの浮き牌がどれも価値が高くて切りにくい時です。

 特に前回取り上げたような、雀頭にくっついてリャンメントイツの形を作っている浮き牌は、他の形が雀頭を作りやすいかどうかで価値が変わってくるのでなおの事比較が複雑になります。

 「リャンメントイツ形を作る浮き牌」の価値が他の形によってどのように変動するのかを中心に、価値が高い浮き牌同士の比較について考えることにしましょう。

・雀頭が作りにくい場合でも、浮き牌部分が3~7のリャンメントイツ形は通常の3~7牌に劣らない。

 ドラ

 前回が中ぶくれ形のに変わった牌姿です。

 中ぶくれ形は雀頭を作りにくいと言っても、通常の浮き牌に比べて1枚少なくなるだけなので、良形テンパイになる受け入れ枚数で打も打も変わりません。

 それなら序盤ならツモでも単騎テンパイから手変わりを待てる打が有力、中盤以降も場況次第というところなので、通常の浮き牌残しが明確に有利とまではならないと言えます。

・雀頭が作りやすい形がある場合は、浮き牌部分が28牌のリャンメントイツ形でも通常の3~7牌に勝る。(雀頭が作りやすい形も3~7牌より残す)

  ドラ

 打

 マンズのリャンメントイツ形は浮き牌部分が28牌、ソーズの亜リャンメン形は浮き牌部分が19牌ですが、打とするとツモで良形テンパイ。

 ツモでもイーペーコーがつくので、よりよい手になる受け入れで勝ります。 

・基本は4連形、中ぶくれ形>亜リャンメン形、リャンメントイツ形 

 ドラ

 打

  中ぶくれ形は雀頭を作りにくく、亜リャンメン形は雀頭を作りやすいのでリャンメントイツ形との相性がよいと言っても、打と打では良形テンパイになる受け入れ枚数で差がつきません。

 それならイーペーコーの目がある分中ぶくれ形を残すのが有利です。

 の中ぶくれ形が雀頭を作りやすいの4連形になると、リャンメントイツ形の価値が上がるので打です。

 雀頭が作りやすいならリャンメントイツ形残し、作りにくいなら亜リャンメン形残しになります。

 4連形と中ぶくれ形の比較は、3456の4連形(3メンチャンを作る受け2種)>中ぶくれ形>2345の4連形(3メンチャンを作る受け1種)と「現麻本」には示しましたが、イーペーコーが無くても打点十分な場合や他家の先制テンパイが入っている等アガリ率を優先するなら、中ぶくれ形より2345の4連形を残します。

 なお、「4連形は悪形テンパイになる可能性も高い」という理由で中ぶくれを優先することはありません。

 悪形テンパイに取らないほうがよいならツモ切りで1シャンテンを維持すればよいだけです。

 第33回でも申しましたように、「イマイチな手になるツモを嫌う」のではなく、よりよい手になるツモを優先します。

 

・3メンチャンの形があると、リャンメントイツ形を4連形、中ぶくれ形より、亜リャンメン形を中ぶくれ形より残す。

 ドラ

 打

 ドラ

 打

 3メンチャンの形があると、リャンメントイツ形、亜リャンメン形を残すことで良形テンパイになる受け入れが更に増えるので優劣が逆転します。

  ここまで打牌基準を一通り示しましたが、どちらを切ってもアガリ率に大差あるわけではありません。

 ですからこれまで通り、打点に明確な差がある場合は打点が高くなる方を選べばいいですし、場況から場に安い色、高い色を判断できるなら場に安い色の待ちが残りやすいように受けます。

 「どちらも大差ない」と言われると、知っていても仕方がないことのようにも聞こえますが、場況に応じた柔軟な手作りができるようになるためにも、「大差ない」ということを知っておくことが大事ですね。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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