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もっと勝つための現代麻雀技術論 第86回「3シャンテン以上の打牌選択②」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第86回「3シャンテン以上の打牌選択②」

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 ドラ

  面子が1つも無い3シャンテンの手。役牌を切って仮にを引いたとしてもアガリに遠く、テンパイしても役無し悪形の安手になることが多そうです。このような場合、シャンテン戻しになりますが打とペンチャンを落として、役牌重なりとタンヤオへの変化を残します。

 私は面子が無く手役も見えづらい手の場合は、残りの浮き牌が遠いとはいえ手役の目を残せる牌や、ドラ絡みである場合は、手役に絡まない面子候補より残すように打っています。

  役牌を重ねたところで安手なので、他家に重ねられないうちに役牌を切るという考えの方もおられます。しかし、自分の手が安くて遠い手なら、役牌を引っ張ったために他家に重ねられて鳴かれるのも悪くはありません。

 鳴き手よりもメンゼンの方が高打点になりやすいですし、相手は三人いるので、役牌を先切りしたり絞ったりすることで鳴かれるのを阻止できたとしても誰かにあがられる可能性が高いもの。

 それなら、役牌重なり狙いで自分のアガリを見つつ、手が進んでから(もしくはアガリが厳しいとみてアシスト狙いで)役牌を切り出すことで、比較的打点が低い鳴き手の他家のアガリ率を上げたほうが失点も抑えやすいのではないでしょうか。

 

 ドラ

 打(東場の子)

  既にタンヤオの4面子1雀頭の候補が揃っている形。タンヤオの悪形面子候補よりは役牌トイツの方が鳴きやすいので、役牌が重なるのも、より「よい手」の変化ではないとまでは言えませんが、タンヤオと役牌は複合しないので、重なりを狙うメリットは小さいです。

 これくらいなら他家に鳴かれてアガリ率が落ちる可能性を減らすために、客風の北より先に役牌を切るのも有力です。役牌から切るなら第77回で申し上げたように、自風でない場風牌、三元牌、自風牌の順に切ります。

 のようにリャンメンが揃っていてテンパイ時に大体平和がつく場合も役牌から切ります。

  タンヤオや平和があれば役牌が無くてもアガリやすいというだけでなく、役牌と複合しないので役牌が重なっても打点的なメリットがあまりないというのもあります。

 他に手役があり役牌を重ねなくてもあがりやすい手でも、他の役牌やホンイツ、トイトイがあり複合すると高打点が狙えるようになる手牌の場合はむしろ役牌の価値は高くなります。

 

 ドラ

 打

 一番上の牌姿がからになったもの。

 今度はトイツが3つあるので、面子手だけでなく、チートイツの3シャンテンでもあります。タンヤオ移行はあくまで変化であり、役牌が重なった場合もトイツが残るほうがアガリやすくトイトイに変化する場合もあります。これなら打mとしてタンヤオ変化をみるより、チートイツ2シャンテンになる目先の受けを残しつつ、役牌重なりもみる打とします。

  手作りの基本は、より「よい手」を目指すこと。そのうえで字牌が最も不要というのであれば字牌切りで問題ないですが、特にメンツが1つも無い場合は、浮いているからといって字牌に手をかける前に、本当に字牌より先に切る牌が無いのかを確認するようにしたいですね。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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