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もっと勝つための現代麻雀技術論 第85回「3シャンテン以上の打牌選択」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第85回「3シャンテン以上の打牌選択」

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  3シャンテン以上の場合の打牌選択について、現麻本講座18では、面子候補同士や浮き牌同士の細かい比較については、こちらでは面子候補オーバーの2シャンテン(第56~57回)、面子候補不足の2シャンテン(第71~77回)で取り上げました。

 「本書で使える講座」と紹介されていますが、実際はあくまで細かい比較なので重要度は高くありません。

 3シャンテン以上の場合に重要になるのは、メンゼンではアガリが厳しい手を、手役をつけて鳴きがきくようにしてアガリに結び付ける、あるいはうまくテンパイした時に高打点が狙えるようにする手作りの技術です。

 このあたりの手作りについては現麻本講座25、26で一部取り上げましたが、ここでは3シャンテン以上の場合の打牌選択として扱います。

  3シャンテンの場合でも面子が1つ以上ある、つまり面子候補不足やヘッドレスの場合は、それぞれ浮き牌へのくっつき、雀頭ができるツモですぐ2シャンテンになるので、2シャンテン時の手作りの基準をそのまま適用できますが、面子が1つも無く、手役絡みの面子候補も無い手となると、いわゆる「手なり」で進めてもアガリに結びつく確率は低いです。

 面子が無く愚形面子候補が多い3シャンテンのアガリ率を一人麻雀練習機で調べたところ、配牌の段階でさえアガリ率は10%未満になります。

  しかし実戦では、配牌の段階で最悪の6シャンテン(面子手のシャンテン数は最大で8ですが、トイツが1つも無くてもチートイツ6シャンテンになる)であっても、アガリ率は10%程度、5シャンテンなら15%程度になります。

 実戦ではテンパイした時に他家から出アガリできるとはいえ、流局までに他家があがるケースもあるので18回もツモれないことが多いもの。

 それでもメンゼンでツモ限定の3シャンテンよりアガリ率で勝るのですから、シャンテン数で見たときはアガリに遠い手であっても、手役があって鳴いてアガリに向かえる手とそうでない手では、手牌の価値に大差あるということが言えるのではないでしょうか。鳴いても高い手であればなおさらです。

  アガリに遠い手は手なりで進めずに手役をみるということは以前よりよく言われてきましたが、具体的にどのような手牌でどう打つかについて体系的に書かれることはあまりありませんでした。

 次回以降、いくつか手牌例を挙げて、どのように判断して何を切るべきかについて解説していきます。なお、3シャンテンの手で中盤過ぎとなると、そもそも降り本線で他家の動向を見て打牌を決めることになるなので、シャンテン数が3以上の手牌を取り上げる場合は、巡目については全て1巡目とします。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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