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もっと勝つための現代麻雀技術論 第202回 「鳴き手の役を予測する」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第202回 「鳴き手の役を予測する」

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鳴き手に対しては、「役は何か」「どの程度テンパイしているか」「打点はどの程度か」を見積もる

 鳴き手とはリーチと違ってテンパイが不確定であり、どのような鳴きであるかで対応が変わってきます。そのためリーチ以上に判断が難しく、勝ちきれない打ち手の多くが苦手としている分野です。

 リーチには降りることができても、鳴き手には「まだテンパイしてない」と思って警戒を怠る打ち手は多いです。とは言っても、あらゆる鳴きをただ闇雲に警戒するだけは引き過ぎになってしまうので、鳴いた他家がどのような手を狙っているかを、ある程度予測する必要があります。

 予測するといっても、相手の手牌構成や待ちを正確に当てることができることは稀です。仮にできるとしても難しいうえに、そこまでできる必要性はあまりありません。見えないものを読むよりまず、見えている情報を正しく把握できるようになることが肝心です。

鳴き手に対して、見えている情報から予測する必要があるのは、「役は何か」「どの程度テンパイしているか」「打点はどの程度か」の3つです。

役は何か

 鳴いて狙うことの多い手役と、手役を狙っている場合の特徴を簡潔にまとめてみました。書いてあること自体は、手役を覚えてさえいれば誰でも知っていることばかりですが、狙っている手役が分かれば通りやすい牌も増え、その分、通っていない、狙っている手役に絡む牌で放銃する可能性が高くなることは意識しておく必要があります。

 特に、対リーチであれば比較的通りやすかったスジや字牌でも、鳴き手の手役に絡む場合は、通常の無スジかそれ以上に放銃する可能性もあるので、リーチの時と同じ感覚で安全度を見積もらないように注意が必要です。

・タンヤオ
19字牌が多く切られ、鳴きが中張牌のみ、19字牌は通る。

・役牌
タンヤオが否定される鳴きは役牌がある可能性が高い(他の役も否定される場合は更に高い)

・一色手
他色の牌が多く切られ、鳴きが字牌と一色のみ、通ってない一色と字牌が危険になる。

・トイトイ
中張牌が多く切られ、鳴きがコーツのみ、場に多く見えている牌は通りやすい。

・チャンタ
中張牌が多く切られ、鳴きが19字牌を含むものみ。456牌は通る。

「どの程度テンパイしているか」「打点はどの程度か」をどのように予測するかについては次回以降解説することにします。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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