雀愉ブログで毎週日曜に「麻雀用語を用いない麻雀講座」更新中。昨日は和了率という名の命中率について取り上げました。麻雀には重要な「隠しステータス」が一杯あります。今すぐもっと詳しく知りたいと思われた方は、四麻なら『統計学のマージャン戦術』、三麻なら『データで勝つ三人麻雀』をお買い求め下さい。
▼雀魂牌譜
東1局
リャンメンとシャンポンならほぼリャンメンに受ける一手ですが、リャンメン側が自分で1枚使っている。シャンポン側はリャンメンに当たらないと赤受けがある。符ハネや対門の流し満貫阻止も考慮するとツモ損ルールではシャンポン受けに分があったりするのでしょうか。
結果的にシャンポンならアガれていました。
東3局1本場
今度は役牌含みシャンポンなので、ドラの無いこの手なら局収支的にはシャンポンに分があります(『データで勝つ三人麻雀』)。しかし本書の中で天鳳位が指摘しているように三麻なら失点回避意識でリャンメンを選びたいところ。他家も字牌処理を終えてアガリまで比較的近そうな河なのもありリャンメンを選択。
リーチしたので一服…しようとした矢先に対門が何とをツモ切り追っかけリーチ。思わず飲み物を吹きそうになりました(笑)
無事めくり合いに勝ったものの裏ドラが。シャンポンだったらリーチ一発赤裏3で18000だった?
…と思ったらを切っていたら対門にダマ満貫放銃でした。
そうなると対門はを勝負していれば抜きからのでツモアガリ。リーチツモ平和一通嶺上表赤裏北2で三倍満になっていました。勝負手なら放銃リスクを負ってでも手広く受けたいところですが、こちらはピンズのドラカンチャンターツを手出しで落としたうえで宣言牌が。ソーズ入り目でなければいかにもの周辺が待ちになっています。牌種の少ない三麻であれば現物を切って聴牌に取れることを優先した方がよいのかもしれません。
南3局
気付けばダントツもダントツでオーラス親。最早リーチでも何でも良い気もしますが、リーチすると上家の役満ツモで逆転されます。上家はこちらに18000放銃でも2着なので万一の可能性に賭けてくるかもしれません。王座の間の素点は有って無いようなものなのもありダマにしました。
無事ツモって80000点超えのトップ。裏が乗らなかったのでダマにしたことによる素点の損失もありませんでしたが、流石にリーチした方がよかった気がしなくもないところ。実は三麻ランキング100位以内の打ち手の中で平均打点がワースト2位だったりするのですが、こういうところで日和っているのも影響してそうですね。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
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