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第193回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第193回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ             

先日行われた「雀魂バーチャルインターハイ」にて咲-saki-コラボの最新情報が発表されました。コラボ決定からなかなか新情報が発表されず心配していましたがひとまず安心しました。実装キャラが誰になるか気になるところですが、雀魂でも声優を担当されている方のキャラは実装される可能性が高そうですね。

雀魂牌譜

東1局

ツモを切って西家に一発放銃。この放銃は仕方ないですが…

1巡前にを切ったところでを切るべきでした。が1枚見えたとはいえ、チーに加えツモがあるのでより良形を作りやすい。そのうえで他家のテンパイが入った時にもが通りやすいのですからなおさらです。放銃自体は不運でも、手組の技術に優れていれば結果的に放銃を回避できることは少なくありません。

東4局2本場

役牌をポンした対門は序盤からを切ってピンズホンイツではなさそうなのに、も不要とは一体どういうことか。生牌が相当厳しいことは自覚していましたが、345三色1シャンテンに釣られてつい切ってしまい12000放銃。ツモ切りが続いていると、それまでノーテンなら依然としてノーテンなのですが、「最後の手出しでテンパイしていた」確率自体は高くなる事実を失念しがちなのは私くらいでしょうか。

南1局

親のリーチは何と世にも珍しい八門張!どうせ親にツモられてもジリ貧で、こちらはドラが固まっているからと投げやりでを切らずに助かりました。北家はがいいですね。手順からリャンメン以外に当たりづらく、タンヤオでないことが多く、振ってもドラがなので安めで済むことが多い。メンホン放銃は不運もいいところですが、降りる手順も精度を高めれば結果的に不運を回避できることもあります。

南1局1本場

 くっつきで一通目が出来るはこの点数状況下ならより必要牌。ドラも残すとして、メンツ候補不足かつトイツ3つの形なら切りよりはリャンメン固定がよいと判断。ツモはが残っている方がよいので微妙なところではありますが…

最後に待ちが残れば先切りで読まれにくいのもちょっとしたメリット。こうした観点から個人的には手組のうえで微差とみるなら序盤からリャンメン固定を選ぶことが多いです。一発でツモって裏が乗って跳満。こうなると12000振ってなければラス回避余裕だったと考えてしまうのは私の悪い癖。常に目前の局面に向き合いましょう。

南2局

切りか切り。どちらを切って追いかけるかの比較。テンパイ打牌以前にを切っているならカンを選びましたが、テンパイ打牌一つ前ならから切られることも珍しくなく、が早いのでペンチャンは考えにくく、カンチャンも残り1枚なので薄い。シャンポンもよりの可能性が高い。これなら単に牌の組み合わせで切りが良かったように思います。

結果的にどちらも通っていてツモ裏の6000オールとなりましたが、が切られたのは345三色受けがあったためにから切られたもの。もし入り目がなら8000振り込み。結果が天地の差になりかねないのですから、この手の判断は慎重に行いたいものです。

南4局1本場

一時的にトップに立つも、気付けばオーラスリーチ棒が出てから跳満ツモ条件の2着目。純チャン三色やホンイツチートイツの逆転チャンスを残しつつ、親にさえ放銃しなければよしの構えで打

結果的には一人ノーテン。今回は一応の逆転手を狙ったが故の結果ですが、親にさえ振らなければいいからと序盤から中張牌をバラ切りすると、後々別の他家にアシストや差し込みできなかったせいで親に逆転される可能性が出来ることに今更ながら気付かされました。

次局は早々にテンパイしたトップ目に振り込めたので2着終了。龍虎戦も龍の部決勝戦進出を確定させることができました。ptは着実に増えていますが、相変わらずミスばかりです。それではまた次回。

 

 

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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