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第196回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第196回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ             

龍闘虎争決勝戦は残念ながら優勝できず。個人的には今回のように麻雀の成績で成果が変わるイベントは、従来の対局数をこなせばそのうち全アイテムを習得できるものより面白いと思うので次回以降もこの形式が続いてほしいですね。

雀魂牌譜

南1局

前回に引き続き雀愉リーグの一戦。親リーチに安牌無し2シャンテン。比較的安牌という観点からも、通れば次巡も安牌が切れるという観点からも、アガリを目指すという観点からも切り。

対親リーチに1シャンテン、しかも浮いた牌がドラとなると押せることはほとんどないものですが、今回は良形と打点両方揃っていて、現物はのみ。河情報の少ない序盤リーチは悪形の可能性も高く、リーチ宣言牌のとそのスジを降りている他家が合わせてこないことからが山に残っている可能性も高そう。押し寄りの条件が揃っているとみてドラを押してみました。

現物待ちでも平和ドラ1はリーチ!

は思ったより薄かったですがツモることができました。

南4局

オーラストップとは4500点差なので、できればメンピンにもう1翻欲しいところ。を残せば678、789三色変化がありますが、三色以外で1メンツ1リャンメンできているのでなりづらい。三色はメンツがスライドした場合の123、234もあり、受け入れを減らさずに三色変化が残るならそうするに越したことはないとみて打としました。しかし打なら両方狙えてましたね。打との比較だと思い込んでいて見落としてしまいました。

で三色を見切り良形を残してもタンヤオや裏ドラでトップに届きますが、他家の河を見るにピンズはかなり使われてそうで、逆には使われてなさそう。点数状況込みで考えるなら、ツモでカンが残る方がよいとみて打

次のツモは何と最高の!5800でもトップですが、雀愉リーグはオーラスあがりやめが無く、他家が降りてもツモりやすい待ちとみてリーチ。内心この時は、最高のを引いてこの待ちが残れば勝ったも同然と思っていました。

リーチにトップ目の南家が一発目に勝負!河からアガリトップなのにピンズのメンチンかと思ってしまいましたが、早々と1シャンテンになって待ち頃の牌を残そうとしていたチートイツでした。振ると2着に落ちますが振らなくても降りていれば2着になりやすい点数状況。それなら危険牌を切ってでもこちらの現物単騎を選択。

生牌ドラも勝負! はつかめば誰からも出る牌であり、誰からも出ないということは山に残っている牌。はリーチ者以外からは出ず、既に他家に抱えられている可能性が高い牌。見た目枚数こそ2枚対3枚ですが、アガリ率はリャンメンとカンチャン以上に開きがありそうです。

この巡目になってもを誰も合わせてこないのをみて下家の方は単騎に切り替え。「山にあっても王牌に埋まっていたらアガれないが、他家が手牌から当たり牌を切ってくれるなら確実にアガれる」というのが狙いでありましょう。は現物ではないので、現物を切っている他家の手牌のうちにある可能性が高いと言えます。

南家の切りに対応して、北家は現物が何枚もあるにも関わらず切り!ここまで無スジを切り飛ばしてきた南家は手順と合わせてチートイツテンパイ濃厚。その南家が一転して手出しということは別の単騎待ちに切り替え。北家は点数状況的にこのまま次局続行より3着確定が望ましい。それならリーチに通りやすく、南家に当たりうる切りが妥当でありましょう。

この時点でもは4枚残り。もし南家が無スジを止めていたら、もし北家がここで南家に振らなかったら、私が数巡後にをツモって6000オール。何とも悔しい負け方になってしまいましたが、これは素直に対戦相手を賞賛せざるを得ませんね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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