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第197回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第197回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ             

久々の三人打ち…と言っても段位戦ではなく友人戦。最近三麻の打ち方を忘れつつありますが、『データで勝つ三人麻雀』を改めて読み込むことに致しましょう。

いきなりデータから入るのは難しいと感じられる方や、三人麻雀自体が初めてという方には、雀愉にも参加されているdaisen氏の三人麻雀講座がお勧めです。意外と誤解されがちな三人麻雀のセオリーがうまくまとめられてあります。

雀魂牌譜

東1局

友人戦1戦目。親リャンメンテンパイなら0枚の子に対してのみ手でも押し有利。も見えているのでで振っても安いと思ったら12000放銃。まあそんなこともあります。

東2局

手牌だけならソーズの二度受けペンチャンを払うところですが、東家がとカンチャン落とし。ソーズの上とピンズ待ちの1シャンテンになっていることが多そうです。後手を引くことが多いので、将来当たりになりやすいピンズペンチャンを払って安牌になりやすいソーズペンチャンを残してみました。

結果的にはメンツがかぶり、待ちを残せていたところがカンになってしまいましたが、ダマテンが入った南家からアガることができました。

東3局1本場

1枚の親リーチ一発目に1枚のチートイツテンパイ。1枚切れタンキを「悪形」とみるなら打点的に押すのは厳しいですが、リャンメンと同程度にアガリやすいのであれば無スジ勝負も見合う程度です。

字牌タンキとはいえ待ちが少ない以上、後手を引いたチートイツがリャンメンほどアガリやすいとは言えず、これだけでは勝負は厳しく見えますが、リーチ1つ前の手出しがであることに着目しました。単に浮いているだけのなら早い段階で切られるので、からを引いてメンツをスライドさせた可能性が浮上し、そのケースならは通ります。実際はメンツスライドではなかったのですが、通常の無スジよりは通りやすい部類で、押すに見合う程度にはなると判断しました。

結果的にもめくり合いに勝利。を残していたのは西家の仕掛けをケアしたのもありましたが上手くいきました。チートイツをやっている時に何を残すか、三麻で勝ちたいなら精度をもっと突き詰めていきたいですね。

南3局2本場

一度は大きくリードしましたが、ここから追い詰められるのもまた三麻の醍醐味。何とか逃げ切ることができました。この時は2戦打ちましたが、2戦目は1戦目以上に劇的な展開になったので次回はそちらを振り返ることにいたします。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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