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第225回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第225回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                               

四象戦のボーダーは本日付けの段位戦上位100名。追い込みをかける方頑張って下さい。私は本日はSリーグの予定でしたが、天鳳個室で開催される国際交流戦に参加するため欠席。実は昨年から参加していて、幸運にも優勝することができました。当時の実戦記はこちらになります。

優勝こそできたものの、半荘6戦とも結果に大きな悪影響を及ぼしかねないミスをやらかしてしまったのですが、実は優勝できるほど運に恵まれている時は案外そんなもの。勝てる展開だからこそ選択の余地が増え、選択の余地が増えるからこそ結果的にミスも増えます。負けた時ばかり反省しがちになりますが、実は麻雀は勝った時にこそ反省することが大事なんですね。

雀魂牌譜

東2局3本場

 

前回に引き続き三麻大会練習試合。親リーチが入って現物0枚の1シャンテン。放銃率でも1シャンテン維持の打が低そうなのでツモ切り。

が現物になりましたが片スジワンチャンスのを切って押し。ワンチャンスだから通るというものではありませんが、仮に下家の待ちがであるならば和了牌がかなり山に残ってそうですから、降りたところでほぼ和了されてしまいそうです。

一方、仮に下家の待ちがカンだったらどうでしょうか。和了牌は多くても山に1枚しか残っていないのですから、を切らなければ和了される可能性は低いうえに、押し切れば自分の和了になる可能性が高いということです。

「ワンチャンスは当てにならない」「アンコ持ちであることは気にせずに次巡以降に降りやすいようにアンコ落とし」 従来のセオリーへの反論として最近よく聞くようになりましたが、これはあくまで現物が無い場合に降りるときのセオリーであることに注意が必要です。押し返すことを考えるのであれば、「ワンチャンスくらいは通す」「アンコやアンコ筋を切らずに済む手組にする」ことも少なからずあるのではないでしょうか。

通りやすいを切って少し珍しいのダブルエントツ待ち。一発で和了することができました。

南1局

南家西家ともにマンズと字牌を処理してからピンズの下の牌から切ってきました。ピンズの下が待ちになれば他家が使いづらく和了やすい待ちになりそう。打としてみました。

逆に4連形ができてもソーズは他家に使われやすく、将来放銃牌になりやすいのでツモ切り。ペンが残り1枚になってしまいましたが、残したおかげでリーチが入っても押し返すことができます。

の1枚で出和了できなくなるのと引き換えにソーズ無筋で降りる権利を残すダマも考えましたが、ソーズは下家が沢山抱えている可能性が高く、その分対門の和了牌もあまり山に残っていないとみてリーチを選択。倍満の和了になりました。

南3局2本場

オーラスフリテンながらも何とか聴牌にこぎつけ、和了牌をツモらないかと待っていると対門が下家からロン。だいぶ強い牌が出てきたと思ったら国士聴牌でした。三麻は本当に油断禁物です。

南3局3本場

親のリーチ宣言牌を討ち取ってトップで局を終えることができましたが、東家はを切ったところで切りという手がありました。を残せばツモでも聴牌してよりも将来安全。もし聴牌打牌をにされていたら、次巡私がすぐ和了牌を掴んでトップから陥落する羽目になっていました。少しの積み重ねが結果に大きく影響するというのが分かりやすいのが三麻の恐ろしいところでもあり、面白いところでもあります。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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