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第224回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第224回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
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雀愉は四麻より三麻の方が人気が高いまであるほどの三麻愛好家が多いグループですが、この度三麻の団体戦が開催されることになりました。大会ということで普段の段位戦とはルールが異なり、途中流局、流し満貫、飛び、和了止め無し。高打点が飛び交う三麻にも関わらず飛び無しとなると、段位戦ならラス目の飛びを待つだけで勝てるダントツからよもやの逆転も有り得るということ。普段以上に積極的に和了を目指す必要性があると言えそうです。

雀魂牌譜

東1局

三麻大会練習試合。ヤオチュウ牌8種8牌で国士5シャンテン。メンツ手としても5シャンテン。国士かピンズホンイツ狙いで打としてみました。

結果的にはメンツがかぶるなどして跳満の親かぶり。三麻は四麻より国士が出やすいとはいえ、国士以外の和了も出やすく和了すれば高打点になりやすい。今回のような8種止まりの手はメンツ手に絞った方がよかったかもしれません。

序盤に切ったの筋に受けるか外側牌に受けるかの選択。がカンされているので、の方が順子を構成しづらく使われにくいとみて単騎を選択。対門もが早いのでの方が使われていない可能性が高いとみました。

ただし順子を構成しづらくなっている数牌は、代わりに対子以上で固められているケースがあることも留意する必要があります。今回はもし下家に対子だとすれば、受けがあるにも関わらずからをカンしていることになるのでその線も薄いと判断しました。

は下家に暗刻で山0枚。は3枚とも山。確かに下家はを切っているのでを固めて持たれている可能性はなおのこと低く、どちらも固め持たれてさえいなければ和了しやすい待ちなので単騎の方が和了やすい気もします。麻雀で強くなりたければ、「基本と呼ばれている技術を完璧にする」ことより、「完璧は無理でも少しでも待ち選択の精度を上げる」ことの方がずっと大事だと思っているのは私くらいでしょうか。

南2局

三麻でも少し珍しい二盃口聴牌でリーチするとトップ目からツモ切り追いかけリーチ。つまりはダマでも高打点かつ待ちも悪くない手牌ということ。嫌な予感しかしませんが案の定跳満放銃。致し方ありません。

南3局

東家の早いダマテンに振って思わず顔をしかめてしまいそうになりましたが、2900だったので席順差で無事2着終了…では無かったですね。和了止めが無いので続行です。三麻の和了止め無しルールは初体験ということもあり失念していました。東家もリーチして倍満を放銃したとしてもトップなのですから素点稼ぎのリーチがよかったですね。おそらく私と同じ理由で失念されていたものと思われます。

南3局5本場

それから親の連荘ラッシュが始まりました。これが和了止め無し三麻の恐ろしいところ。本番でもラス親でいかに稼ぐかが鍵になるのではないでしょうか。

私の立場としても、自分で和了しない限り対局を終わらせられない可能性が高く、終わらないうちはラス目に逆転手を和了されるリスクが常につきまといます。が4枚見えなのに下家からリーチが入ったので何事かと思ったらツモり四暗刻聴牌。ツモれば文句無しの逆転手でしたがリーチ宣言牌が東家の和了牌。飛び無しなので再度続行です。

南3局6本場

ようやく私に和了が出て対局終了。四麻は圧倒的に和了止めの方が面白いと思っている私ですが、三麻の(対局数を3の倍数にしてラス親の機会を均等にする必要性はありそうですが)和了止め無しルールはなかなか熱いですね。大会は3月21日よりスタートします。それではまた次回。

 

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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