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第298回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第298回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

「遅咲きの花火」という名前の通り、暦のうえでは秋になっても夏イベントが開催されがちなのが昨今のソシャゲ界隈ですが、私の済む地域は来週まで「真夏日」と非常に暑い日々が続きます。杏樹と一緒に夏祭りに出かけたい今日この頃です。

雀魂牌譜

東3局

今回は友人戦。一見地和に見えますが[北]が抜かれているので地和にあらず。しかし嶺上開花がつくので2000-3900の和了。余談ですが北抜きで嶺上がつくルールってどれくらいメジャーなのでしょうか。言義のうえでは嶺上開花がついて然るべきな気もしますが、私はこのルールが採用されているのを天鳳と雀魂以外で見たことがありません。

南1局

三麻の待ち選択は打点を意識せず手広く受けていればほぼ間違いはありません。『データで勝つ三人麻雀』的には四麻とさほど基準は変わらないのですが…

今回みたいに和了時に高打点が確定している他家が居る場合に和了損ねると致命的なことになりかねないからです。[西]だけでなく三暗刻もあるうえに[①]も2枚切られたばかりと考えてしまったのが命取りでした。

南2局

4枚目の[⑦]を引いて[⑧]もノーチャンスになったことを失念して[東]を切ってしまいました。結果的に[中]をツモって事なきを得ましたが[東]をツモらなくてよかったです。四枚使い七対子ありならドラ単騎リーチを打つところ。オンライン以外の三麻ではメジャーなルール。「赤血の戦」の前例もあるので、そろそろオンラインでも採用して欲しいものです。

南3局

オーラスラス目の親だからと聴牌を急いでポンしましたが、この局面では[白]は絞られやすく鳴かずとも七対子2シャンテン。連荘できないのが致命的な局面では七対子を狙わないということも言われがちですが、単に七対子を残した方がアガリやすいのであればそうすべきでした。

運良く[白]が暗刻になって聴牌が入っていた対門から出たと思ったら、何と上家もメンチン聴牌でダブロン!一発で勝敗が分からなくなってしまいました。

南3局1本場

生牌字牌より2枚切れ字牌の方がアガリやすい可能性も十分あるとみましたが、対門に[中]を持たれているケースはロンされる場合もあり、上家に持たれているケースであれば流し満貫狙いで[中]でも出アガリできる可能性もあるとみて残せませんでした。結果はアガリ逃しからの流局

南3局2本場

次局は運良く捲り合いを制してトップになりましたが今回もミスばかり。「やることは簡単だけどミスしやすい」のが三麻の特徴。公式戦こそありませんが、麻雀における実行力をつける為にも、普段は四麻ばかりの人にも一度遊んで欲しいですね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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