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第308回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第308回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

画像は本編でアカギが鷲巣様に倍満を直撃した時の手牌。鷲巣様は[⑤]片アガリの三色ドラ3の聴牌を入れていたところにアガれない[⑧]を引いてフリテンになってしまい、そこでアカギが[⑤]切りリーチ。冷静になれば止められたはずの[③]を切ってしまうのでありました。こうしたこともあるので片アガリの仕掛けに抵抗がある人も多いかと思いますが、結果にばかり囚われず、鳴くべき牌を鳴いて切るべき牌を切って止めるべき牌を止められる打ち手になりたいものです。

雀魂牌譜

南3局1本場

ラス前ラス目と僅差の3着目。リャンメンが揃っているところからリャンメンをメンツにして片アガリが残るという実に見栄えの悪い仕掛けになりますが、この点数状況なら少しでもアガリやすくしておくに越したことはないとみて[7]ポン、打[⑦]としてみました。[⑥]ツモの安目拒否や危険牌になりやすいドラ表示牌の先切りという意図もありますが、それに加えてツモ[8]でポンしやすいトイツが出来る変化狙いでもあります。一つの理由だけで受けを狭めることはあまりしませんが、三点揃えば受けを狭める先切りも意識するようにしています。

都合の良いツモが続いて下家から7700は8000の出アガリ。これはたまたまついていただけですが、先入観に囚われず優劣を判断して打牌を決めたいものです。

南4局

先程の和了で1000-2000で2着。跳満ツモでトップ。ラス目に跳満ツモられても3着。これなら[中]は鳴かずになるべく逆転手狙い。跳満ツモに絞るならこの時点で[中]を落としてソーズ一通までみる手もあったかもしれませんが、2着までなら「リーチツモ裏」でもよいのでひとまず打[5]

「メンタンピンツモ三色」の跳満ツモルートを残すべくここで打[中]

最後に安目を引きましたが、これでも[六]をツモって裏が乗れば逆転。配牌から思いもよらない伸び方をしましたが、オーラスなら点数状況に合わせるのみ。勝ちの目に気付けることがそのまま麻雀の実力になります。

自分のツモ筋に[六]があり裏ドラも[⑥]だったのですが先に対門にアガられて終了。勝負事にタラレバは禁物と言いますが、それは過去の選択や結果を嘆いてはならないの意味。未来によりよい結果を求めるなら、現状を冷静に見つめたうえで、「タラレバ」の発想をすることも大事ですね。

所用につきあまり対局出来ていませんが、せめてマイペースで続けられるように体調を整えたいと思います。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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