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ネマタの麻雀講座 第20回 「リーチ判断 その6」

ネマタの麻雀講座 第20回 「リーチ判断 その6」

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 前回までは、リャンメンテンパイでダマ40符3翻以上の手のリーチ判断について取り上げました。では、カンチャン待ちの場合はどうでしょうか。

 このあたりは判断が難しいところも多く、はっきりした結論が出せるわけではないですが、私個人としては、「リャンメンへの手変わりがある分、リャンメン待ちの場合よりはダマ寄り。ただし大きく判断を変えるほどではなく、基本はリャンメンテンパイの時と同様、リーチすることによる打点アップ効率で判断すればよいと考えます。

 

  • 一般的にカンチャン待ちの方が、リーチすることによるアガリ率低下の影響が大きい。

9巡目の先制リャンメンテンパイの場合、ダマ、リーチ、リーチ(全員降り)のアガリ率がそれぞれ70%、60%、50%。カンチャン待ちなら、50%、40%、30%程度。どちらも10%ずつ下がっていますが、70%→60%は約0.85倍、50%→40%は0.8倍。下げ幅が同じなら、元々アガリにくい待ちの方がアガリ率低下の影響が大きくダマ寄りと言えます。 

  • 一般的にカンチャン待ちの方が、リーチすることによる他家のアガリ率の低下(牽制効果)についての影響も大きい。

ダマにした場合、基本的に他家は自分の都合を優先してアガリを目指します。ダマにしても他家から出にくい待ちほど、ダマにしてもアガリ牌が切られず、結局他家にテンパイされてアガられてしまうことが増えます。
リーチすることによる牽制効果という観点からは、カンチャン待ちの方がリーチ寄りと言えます。「リーチすると出にくいからダマ」「ダマでも出にくいからこそリーチ」。どちらを優先するかはそれこそ場況次第となりそうです。
それなら、他に条件が無ければ、リャンメンへの手変わりがある分だけ、ややダマ寄りと判断するのが無難ではないでしょうか。リャンメン変化すると手役が崩れて打点が落ちるケースなら、手変わりは見ずにリャンメン待ちの場合と同様に判断します。 

  • ダマとリーチのアガリ率の差が通常のケースと明確に異なることが分かりやすい場合は判断を変えてみる。

「ダマでも出にくいからこそリーチ」という例で分かりやすいのが、中張牌のドラ待ちの場合。これなら相対的にリーチが有力と言えそうです。ただし、ドラ待ちにしなくても高打点が見込めてそのような手変わりも多いという場合はまた別です。
 一方、ドラ待ちでも字牌や端牌なら、「ダマなら結構出るけど、リーチならほぼ止められる」と予想してダマにすることも考えられます。ドラ以外でも、他家の河から「ダマでもリーチと同程度に出アガリが期待できない」「ダマなら結構出アガリが期待できる」と判断できる場合もあります。リーチで打点が2倍以上になるケースはほぼリーチで問題ありませんが、微妙なケースはどちらを選んでもそれほど差はないのですから、自分の手牌や巡目だけでなく、現時点の局面に応じて判断を切り替えてみることをお勧めします。

 

 

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

サイト:現代麻雀技術論
著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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