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ネマタの戦術本レビュー第973回「『データで勝つ三人麻雀』編 その10 著:みーにん 編:福地誠」編

ネマタの戦術本レビュー第973回「『データで勝つ三人麻雀』編 その10 著:みーにん 編:福地誠」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

20 鳴き手のテンパイ率

四麻の場合、序盤の3フーロ、中盤の2フーロ、終盤の1フーロでテンパイ率が半分程度であることが、『科学する麻雀』で示されましたが、三麻の場合は同じ条件でテンパイ率が実に約80%。ホンイツ、トイトイ狙いで強引に仕掛けたように見えるのも含めてこの結果なのですから、天鳳位のコメントにあるような、「整った仕掛け」であればまずテンパイしているものとみてよいでしょう。

ダマテンのテンパイ率も、四麻であれば12巡目時点で10%未満。「基本的に無視でよい」とされていた一方、三麻では実に20%超。ダマテンにも相応の警戒が必要と言えるでしょう。実際にどの程度テンパイしているかを判断する場合は、鳴き手同様、河から相手の速度を測り、「その牌を切ってきたということは、どのような手牌になっていたと考えられるか」といった手牌構成読みが必要になります。

21 役牌ドラを切るリスク

三麻はドラがたくさんあり高打点ができやすいので、相対的に役牌ドラの価値が下がります。四麻ならそもそも自分の手牌都合でもドラを残した方がよい手牌が多いですが、三麻なら早々に切り飛ばしてしまった方がよい手牌になっていることが多いと思います。一般論としては、絞りはあまり考えず、単純に自分の手牌にとって不要かどうかで判断すればよいでしょう。

しかし、絞りを考えなくてよいかとなればまた話は別。絞ったら絞られなかったもう一人がアガってしまうとありますが、逆に言えば、その一人ならアガられても問題ない局面であれば絞りが有効とも言えます。

役牌を1鳴きするかどうかについて。個人的にはどちらかと言えば天鳳位の意見に賛同します。天鳳ルールのようなツモ損無し想定なら遠いところから仕掛けるリスクが高いのもありますし、逆にアガリに近い場合もスルーして役牌雀頭リーチが打てることは少なくありません。一方、ツモ損無しルールなら手数が重要になるので1鳴きすることも増えます。東天紅のような更にツモ有利で放銃リスクの低いルールならほぼ1鳴きでしょうか。元々局収支上は微妙なケースが多いとみるので、ルールで打ち方を変えることも多そうです。

みーにんさんの『データで勝つ三人麻雀』

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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