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ネマタの天鳳日記 第131回

ネマタの天鳳日記 第131回

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 オーラス残り100点。4000オールで3着目を逆転できるとはいえ、リーチもかけられないとなるとラス回避はかなり厳しいと思いつつ配牌を取ると何と役牌トイツとドラ3。まさにお誂え向きの手が入りました。

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 雀頭が無くなりシャンテンも変わりませんがポン。一般的に雀頭が無くなる仕掛けは、

1,他に雀頭を作る必要があるので、メンツ候補をメンツにする鳴きほどはアガリやすくならない

2,鳴いた他家への安牌が2枚減り、手牌が短くなるので他家テンパイが入った後も安牌が出来づらく降りにくくなる

3,フーロ数が多いほど他家に警戒され必要牌を鳴きにくくなるので結果的にあまりアガリやすくならない

 以上の理由からスルーすることも多いですが、基本的にには、スルーした場合よりはアガリやすくなります。

 他家にアガられた時点でラスが決定するこの局面では②のデメリットは一切考慮する必要がありませんし、③についても、この局面でアガリにまでは手数がかかるこの手牌においては、他家の手を止めることはむしろメリットにもなります。

 今回はポンを迷う要素はあまりありませんが、「雀頭が無くなる仕掛けはしない」がセオリーとして言われることも多いので、一般的にそのように言われる理由は何か、理由をふまえたうえで、どのようなケースなら成り立たないかについて再確認させていただきました。

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 3900オールのツモアガリ。切り上げ満貫ではないので席順差でまだラスです。

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 次局は1500(+1本場)のアガリ。しかしトップ以外はアガリやめできないので、ラス目にアガられるだけでなく、テンパイノーテンや別の他家の満貫ツモ親かぶりでもラス落ちします。

 ラス親はアガリやめのおかげでトップ率が高いですがラス率も高くなるのはこのためです。ただしラスのマイナスが大きい天鳳ルールであってもまだ不利というわけではないですし、そもそも連荘が無ければラス回避も難しかったのですから不満はありません。

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 ラス目がドラを鳴きましたがこちらもテンパイで追いつきます。をアンカンするとがドラになり南家にツモられてもラス落ち確定になりヒヤリとしましたが南家から4800(+2本場)のアガリ。これで次局は流局でもラス回避確定になりました。

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 次局はアガリに遠かったので下家へのアシストもしつつ手牌を進めていましたが、南家はこちらがあまりアガる気がなさそうなら、逆転されることがほとんどない以上可能な限りトップ逆転の満貫手を目指すはずです。

 よって鳴かれた牌だけみたら安そうに見えてもドラを固められているとみて差し込むべきではありませんし、鳴かれる気配が無くツモ切りが続けばダマ満貫も警戒すべきです。

 無事流局しましたが実際に南家はダマ満貫のテンパイ。アシストや差し込みという選択も天鳳ルールの特性もあり結構浸透してきた感がありますが、オーラスは特に、手作りや押し引きに打ち手の意志が介在しやすいということをふまえたうえで判断することを忘れないようにしましょう。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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