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ネマタの天鳳日記 第134回

ネマタの天鳳日記 第134回

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 開幕から役牌ドラ3のチャンス手をテンパイ。

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 西家がツモ切りリーチ。一旦ダマにしたのは手変わりを待ったのか、こちらのドラポンに対応するためかは定かではありませんが、いずれにせよこの手なら当分は何を引いても押します。

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 もう1枚プッシュ!

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 更にもう1枚プッシュ!

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 とは言っても、待ち選択や流局間際の判断がありますので、どんな勝負手でもアガリ牌以外全部ツモ切りとは限りません。

 をツモったところで待ちに受ける手もありますが、今回は枚見えでノーチャンスかつ悪形待ちに当たるパターンも考えにくい。

 これだけ突っ張れば現物待ちだろうが他家から8sが出ることは考えにくいですが、西家リーチの時点で誰も8sを切らなかったということは、その分山に残っている可能性が高くなるということでもあるので待ちを維持します。

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 残りツモ2回で更に無筋の引き。テンパイには取れるなら流石にここで8sを切って単騎に受けた方がよいと判断しました。

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 最後のツモでまたもや無筋の。見えてないドラがだけなら放銃平均打点も低いので、待ちがかなり絞れているとはいえテンパイ料があるので押します。では、どちらを切るべきでしょうか。

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 正解は打が4枚見えているのでカンチャン、ペンチャン待ちに当たることがないためです。

 対局中は自分でをポンしていることを、「ロン」の声を聞くまで失念していました(笑)

 第106回でも申しましたが、麻雀の押し引きに厳密な意味での「ゼンツ」はありません。特に待ち選択の余地がある場合は、どこまで行ってもよりよい選択はどちらかを考えることを怠らないようにしたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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