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ネマタの天鳳日記 第213回

ネマタの天鳳日記 第213回

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 前回満貫を放銃しましたが、一通、三色、ドラ役牌、一色手が狙えるチャンス手が入ります。

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 ドラ使いのホンイツとチンイツなら打点に大差無く、変化も残しが豊富なのでならを残しますが、を落として一気に染める手もあります。今回はツモはともかく、ツモなら平和一通赤でダマでも4翻テンパイになる方がチンイツ1シャンテンより流石によいとみて切りとしました。

 しかしマンズがならを外してそうです。今度はツモのテンパイ逃しが、九蓮宝燈の1シャンテンになります。メンチンをアガれるようならトップ濃厚なので、順位制の天鳳では判断を変えるほどではないかもしれませんが、一生打ってもお目にかかるのが難しい役満となるとつい狙いたくなります(笑)

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 先にが入ってリーチ。安めのは残り1枚しかなく、はダマ出アガリでも7700あるので、は出ても見逃すつもりでダマにする手も局面によってはありそうです。今回は跳満以上のアガリでトップに立てるメリットが大きいのでリーチとしました。

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 トップ目の上家が跳満テンパイから打。安目でしたが裏1で7700。このアガリが効いてこの半荘はトップで終わることができました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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