『麻雀勝ち確システム』のレビューを始めました。こちらでは本書のコラムを読んで思ったことを徒然なるままに書かせていただきます。
コラム10 早く切りなさいよ!世界麻雀番外編
大学の学園祭で手積みの麻雀を打ちましたが、皆すぐに打ちたいからとあまり混ぜずに牌を積んでいました。そうしたらまるでイカサマでもしたかのようなオバケ配牌。銀杏マークので親の国士無双をツモアガった話を以前しましたが(連荘しなくてもよいというルールだったので親を流して)、次局はダマ3900、その次にまだオバケが入り、序盤でメンホンチートイツドラドラ赤の16000を出アガリ。その時はたまたまかもしれないと思ったのですが、別の年は序盤で ポン ドラのテンパイ。高めのより、「四連刻」のでアガりたいと思っていましたが、結果はラスヅモでまさかのド安めのをツモって4000オールという何とも微妙な結果。ツモ番が残っていたらカンしたかったですね。それはさておき、ちゃんとしっかりかき混ぜないとダメだと思わされたことでした。
最近は日本より海外からの接続者が多い、「雀魂」で遊んでいます。対局中にキャラのスタンプで同卓者とコミュニケーションを取ることが出来るのですが、日本勢があまりスタンプを使わないのに対して、海外勢は頻繁に使う人をよく見かけます。同卓者の長考に対して「煽り顔」のスタンプ。裏目を引いた時に「悲しい顔」のスタンプを出したと思いきや実はテンパイが入っていたという三味線行為も見かけました。
海外勢が、騙すのも立派な技術と考えているというよりは、日本ではそれほど卓上ゲームを好まない人にも普及させる為に、勝敗よりもマナーを守って誰もが楽しく遊ぶことが重視されたと言った方が近いかもしれません。私はルールの範疇なら同卓者全員が最大限勝ちを目指すためにあらゆる手立てを講じるのが望ましいと考えていますが、卓外戦術を良しとしない文化があったからこそ、日本においてはあらゆる価値観の人に麻雀が受け入れられたと言えるかもしれません。
遅刻者が居る場合は三麻を始めるというのは驚きました。三麻と言ってもおそらく〜を抜くのではなく、四麻のルールのまま行われるのだと思いますが、遅刻者の扱いをどうするのかが気になりました。
「雀魂の愉快な仲間たち」は海外の方もお見受けします。皆様「日本語が下手ですみません」と謙遜されますが、私が学生だった頃の英語や中国語よりずっと上手であることに驚かされます。日本語すら苦手で、どうせ使うことないからとサボっていたのですが、今となっては、ちゃんと真面目に勉強しておくんだったと思わされるばかりです。