早くて安い聴牌のとき、和了りやすい待ちであれば、多くの方が立直をかけると思います。しかし、麻雀道ではそこに疑問を持ちます。しっかりと役が絡んだ聴牌であれば受け入れていいと思いますが、そうでない場合は、立直をすることで、努力することもなく手にふたをすることになってしまいます。
ツモ
東場の西家で、ドラは
です。5巡目に聴牌しました。待ちは端に寄っていて悪くない形ですが、立直のみです。ここは、
を切り、
を引いてきたら立直をかけます。先に
を引いてきたら
を切って、
や
のツモを狙います。和了逃したといったことは考えません。
このような形になれば立直をかけてもいいですし、ダマに構えてもいいです。麻雀をただ和了ればいいというゲームに収めてはいけません。麻雀は人生の縮図とか、人生が麻雀の縮図と言う方もいます。もっと違う観点から手牌を眺める習慣をつけましょう。
ツモ
東場の親で、ドラは
です。
や
が欲しいところで
をツモりました。親で
待ちの三面張ですので、立直にいきたくなるところですが、ここは
を切って手牌の伸びを見ます。
を引いてきたら立直します。
この形まで伸ばせれば理想的です。
ツモ
同じく東場の親で、ドラは
です。ダブ
を暗刻にしたいところに
を引きました。ここは
を切り、
や
を待つぐらいの器量で手牌と向き合いましょう。
関連するカテゴリー
『麻雀のすべて』 (総合ページ)
記事提供元
「麻雀のすべて」
最新の情報はコチラから http://mjall.jp/
最新の情報はコチラから http://mjall.jp/