孤立牌は、順子になる2歩手前の形です。孤立牌をうまく利用しながら順子づくりに励むということは、デジタルでもオカルトでも一緒ですが、オカルトの場合には一味違います。
まず、37が一番良い孤立牌です。二番目は46。三番目は28。四番目は5。19はさすがに除外します。デジタルとは違って、5の評価は低いことがポイントです。ただし、赤5は例外的に大事にしてもいいと思いますが、5からできる両面形は45か56で、36か47と和了りにくい待ちになってしまいます。それなら5よりも28を大事にして、3か7を引いて14や69の待ちにするほうがいいです。
ところが、調子が悪くなってきたり、点数がなくなってきた場合、孤立牌の順位は逆転します。19と5の孤立牌をあてにしながら打ちます。にと来たり、にと来たり、調子が悪いほど逆流といって、逆の組み合わせの作り方になります。これを利用しない手はありません。極めて冒険心旺盛な方でないと、なかなか実践できないと思いますが、オカルト的な孤立牌の選択というのはそういうことです。