組み合わせの作り方は、独自あるいは基本に沿っていると思いますが、少し発想を変えてみます。エネルギーが強いとき、ツイているときと、エネルギーが弱いとき、ツイていないとき、点数がないときとでは、できてくる順子の形が変わってきます。前回解説した順子ランキングを利用します。ナンバー1は345、567のAランク。次が123、789のBランク。次が234、678のCランク。最後が456のDランクです。
カン、カン
、カン
、カン
と4つある嵌張から面子選択をする場合、自分のエネルギーに対応した順子ランキングの順子を選びます。調子が良いときはAランクの345、567、もしくはBランクの123、789ができやすいので、カン
やカン
を残します。調子が悪いときはカン
やカン
を残します。逆を残してもなかなか埋まりません。
山に残っている牌は分からないので、捨て牌を見ながら残していくというのが普通ですが、少し発想を変えて、順子ランキングをあてにしてみるのも一つの方法です。特に孤立牌の場合に、奇数の牌を利用しようと思うときには調子が良いというときで、調子が落ちてきたら偶数の牌を残しながら組み合わせを増やしていくというのが、ツキの上げ下げによる順子の作り方のテクニックです。
