それはある夏の日の出来事。7月10日に開催された最高位戦B1リーグのリーグ戦にて驚異的な記録が達成されました。
【第44期最高位戦B1リーグ第7節】
— 最高位戦日本プロ麻雀協会 (@saikouisen) 2019年7月10日
1回戦終了しました。
※一部2回戦まで終了
新井が167000点の超特大トップを獲得!!
C卓はスリアロチャンネルにて生配信中です。
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新井選手の1回戦の大トップですが、東場の親で8000オールを含む大連荘で大きく抜け出し、その後も3000/6000や6400などで加点し10万点近い持ち点でオーラスの親を向かえました。
— 最高位戦日本プロ麻雀協会 (@saikouisen) 2019年7月10日
オーラスも連荘を重ね、とどめに親の大三元を先制リーチしていた水巻選手から直撃という内容でした。
( ,,`・ω・´)ンンン?167000点!?!?
30000点持ちスタートですので、137000点を稼いだということになります。うーん。果たして何が起きたのか。
ちなみに新井啓文プロの同卓者は、水巻渉プロ、品川直プロ、石井一馬プロというそうそうたる面々。
記録達成者の新井啓文プロ(Twitter:@araikeibun)にお話しを伺ってみました!
ー167000点持ちの大トップおめでとうございます。この記録を達成した半荘の大まかな流れとご感想を教えてください。
新井「アガりは全て覚えていませんが、400/700、3200、6400、1000オール×2、2000オール、4000オール、8000オール、3000/6000はアガってますね。ダントツになってからもヤマにいると思った役アリテンパイをしっかりリーチできたことと、親番で粘って連荘できたことに満足してます。
ダブをポンした後、部分的で申し訳ないのですが、ドラで
の待ち選択、は一枚切れ。先行リーチには現物でしたがを押して1000オールをツモれた局が1番快心のアガりでした。
最後の親大三元は配牌で三元牌三種とがトイツという反則配牌からでした。久々に手が震えて、多分バレバレでしたね。」
ーこれまでの新井プロの対局でここまで大きなトップを取ったことはありますでしょうか?記憶にある限りの最大のトップをお伺いしたいです。
新井「これまでの最高は7万点台なので、大幅更新ですね!5万点でも十分大きめだと思いますので...最高位戦でもレコード記録らしいです。」
ーAリーグ復帰に向けてまだまだ戦いは続きます。今期の残りの戦いの意気込みをお願い致します。
新井「上位2人に入るための最善を尽くすだけです。今年がダメならまた来年も。第8節は面白いメンツの放送卓になるので、是非ご覧ください!」
▼新井啓文プロは全12節中7節終了の現時点で2位の成績
▼第8節は石橋伸洋プロ、新井啓文プロ、平賀聡彦プロ、浅井裕介プロの卓が麻雀スリアロchで配信!
【第44期最高位戦B1リーグ第7節】
— 最高位戦日本プロ麻雀協会 (@saikouisen) 2019年7月10日
全卓終了しました。
次回第8節は8/7(水)に開催。
石橋・新井・平賀・浅井の4名の卓はスリアロチャンネルにて生配信を行います。 pic.twitter.com/Aataq13BhI
さて、他団体ではどうなのかを伺ってみました。続いてはRMU。RMU主催のリーグ戦やオープンリーグ、スプリント戦等の対局の所属選手の成績がわかるページがあります。
最大得点でソートした結果は河野高志プロの99.6ポイント。RMUは30000点持ち、30000点返し、ウマが5-15のルールになっているので、こちらは素点で84.6ポイント。3万点スタートですので、114600点持ちのトップを獲得されたことになります!
10年間の対局でも12万点以上の記録が出ていないとなると、16万点は相当な数字だな・・・・と感じていたところで日本プロ麻雀協会の記録を市井悠太プロに確認してみると驚愕の事態が判明。
第15期雀王戦後期Dリーグ第2節
ケルヴィン(当時の登録名は橘悟史)
3回戦目+195.1(175,100点のトップ、ptはウマオカ込み)
役満などはアガらず親連荘のみみたいです!
なんともはや。
雀王戦Dリーグ全卓終了致しました。
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) 2016年9月19日
橘が協会レコードを更新する175000点の特大トップで昇級争いに名乗りを上げております。 pic.twitter.com/ML90nEdb0D
聞くところによると、役満は無しで16本場まで積んだような悪夢のような出来事だった模様です・・・・どひゃー。協会ルールは25000持ち3000返し。つまり150100点を1半荘で稼いだことになります。
そして一発裏なしではあるのですが麻将連合での記録を高見沢治幸プロに伺ってみました。すると順位戦でのツアーランキング戦で岩井茜ツアー(@akniwi0820)のすさまじい記録があったようです。
麻将連合ツアーランキング戦
2014年7月17日
2セット目
左から 前半半荘 後半半荘 トータル です。
16 岩井 茜 +63.2 +42.2 +105.4
13 戸構 亮 △26.3 + 1.2 △ 25.1
15 下出 和洋 △18.2 △20.2 △ 38.4
14 椋 大樹 △18.7 △24.2 △ 42.9前月までのランキング13位から16位という組み合わせでした。
主なルール
裏ドラ・カンドラ・一発なし。
テンパイ料なし。
評価は半荘2回合計の順位のみ。
順位戦ですので+の数字は素点のみのもの。あまりにも大きなトップなわけですが、岩井茜ツアーとしては順位戦で勿体ないなという気持ちはおそらくあったのではないかと推測されます・・・(;^ω^)
読者の皆様の人生最大のトップはどの程度のスコアだったのでしょうか?是非当記事をネタにして話題にして頂けると嬉しいです!