こんばんは、まろちょふです。
今日は4/13(木)にMONDO麻雀チャンネル で放送された夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2017~個人戦準決勝での魚谷侑未プロの一打を紹介します。
場面は決勝への四人目の椅子を争う最後の敗者復活プレーオフ。この1戦でTOPを取ったプロが決勝戦に進出するという対局です。
対局者は藤井すみれプロ(麻雀さかえ)、魚谷侑未プロ(ラブリースマイル)、都美プロ(ハンゲーム)、逢川恵夢プロ(麻雀CABO)の4名でした。
今回取り上げる場面は東4局。親番を迎えた逢川プロがやや抜け出している状況、ここはどうにかして追いすがりたい場面です。
ドラは、第一ツモを引いた時点で
手はまとまっていますが、打点をどう作るか?しかし現状打以外は裏目の牌がかなり多くなってしまいます。
初手は打、を引き打。を引き、3巡目に聴牌を果たします。とのシャンポン待ち聴牌ですが、は場に二枚跳びでなおかつ手は立直のみ。
これは状況に見合わないと判断し、打として聴牌を外します。
次順のツモはドラの、とのくっつき聴牌となりましたがくっつきの平和は打点的にはやや不満が残り、ここは是非ともドラを使い切りたいところでしょう。
さらに次順のツモは。ソウズの一気通貫のイーシャンテンにもなりました。を切り、ドラと一気通貫の天秤で高打点を狙います。
このツモで聴牌復活。場に0枚切れのとのシャンポン待ち。かなり和了率は高そうに見えますが・・・
魚谷プロはツモ切りを選択しました。6巡目でまだ目立った他家の攻撃も無く、ここは高打点を狙いに行く場面という判断でしょう。
8巡目に絶好のを引き入れ待ちの平和ドラ1に。迷わず立直とします。
結果はなんと一発でをツモ。裏ドラも1枚乗り3000、6000のツモあがりとなりました。ハネマンになったのは運の要素も絡んでの事ですが、高打点を狙った手組の成果であることは間違いありません。
このあがりをハネマンとしたことで、この半荘のトップを獲得。決勝進出を決めました。
トップのみ勝ち抜けの対局で勝負所を逃さない鋭い判断でした!