RMUリーグ第10節 自戦記リポート(河野高志)
2月11日(金・祝)11時よりRMUリーグ第10節が行われた。
この第10節が第2期RMUリーグの最終節であり、本日、優勝者が決定する。
ちなみに第1期はRMU代表の多井隆晴プロが最終節の驚異的な追い込みで優勝しており、当然のごとく連覇を狙っている。
現在首位の阿部孝則プロは多井をライバルとして見ている反面、自分にはない理論の説明や組織の運営に関して彼を尊敬もしている。
私は?さて、今日はどう打つべきか?
まあ、4連勝をしても難しいポイント差ではあるが、それを目指して打つしかない。
そして、藤中信一郎プロ。これだけのポイント差である。何をどうしても他3名が全員納得する打牌はないだろう。非常に難しい立場での最終節となってしまった。本人もつらいところであろう。
第9節終了時のポイントは下記の通りである。
【第9節終了時の成績】
阿部孝則 161.2
多井隆晴 157.6
河野高志 ▲8.5
藤中慎一郎 ▲322.3
今日の私は前節と違い、手牌がよく動く。
配牌が特別良いわけではないのだが、ツモがマッチし、読みと場況もマッチした。
初戦、2回戦、3回戦とトップを取り、まだまだポイント差は大きいものの最終戦に向けての条件はクリアした。
最終4回戦を迎えてのポイントは下記の通りである。
阿部孝則 153.1
多井隆晴 120.6
河野高志 86.7
藤中慎一郎 ▲372.4
阿部と多井の差が32.5である。
RMUの順位点はトップから+15、+5、-5、-15であるから、簡単と言えば簡単、難しいと言えば難しい微妙な差である。
もちろん、私の条件はもっと難しい。
さて、詳しい戦いの内容はRMU公式サイトのリポートをご覧いただくとするが、優勝は阿部孝則プロ。
年間を通して、粘り強く安定感のある、そして、時には激しく強い麻雀を打っていた。
阿部孝則 159.3
多井隆晴 146.2
河野高志 77.0
藤中慎一郎 ▲394.5
私の今期の反省点を一言。
とにかく安定感に欠けた1年だった。
まるでジェットコースターのように上げ下げが激しかったのは、麻雀以外の私生活や精神的なものからも影響しているのだとと思う。
来季は今期以上に集中して、真摯に麻雀に取り組みたいと思う。