41,108名が参加した賞金総額1000万円の競技大会「第5回全国麻雀選手権」(主催:株式会社シグナルトーク)の決勝戦が、8月19日に行われ、東京都から参加した白坂敬之さんが優勝、賞金500万円と副賞の天牌外伝への出演権・天牌単行本全巻セット、来賀友志先生、嶺岸信明先生サイン入り複製原画を獲得した。
5回目を迎えた今大会では、週刊漫画ゴラクで連載中の「天牌」とのタイアップや、人気・実力ともに抜きん出ているプロが出場した「プロ選抜部門」と、ご家族や友人と力を合わせて準決勝への進出を競う「ペア部門」が新設されました。プロ選抜部門では、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUの主要プロ4団体からトッププロ24名が出場し、その対局の模様は麻雀スリアロチャンネルのニコニコ生放送とFRESH!で放送された。
決勝の1回戦、2回戦は久保田さんが1着、2着となりリードするが3回戦で白坂さんが大きなトップとなり、3回戦終了時点で白坂さんと久保田さんの差は9ポイント。着順勝負となった。
4回戦は最初の2回戦で連続で4着となってしまった高瀬さんが大きくリードする展開。南1局の久保田さんの親番時点でほぼ同点だった久保田と白坂さんだが、久保田さんが白坂さんから12000点の直撃に成功。大きく優勝に近づく。久保田さんは南1局1本場でも七対子・ドラ2の聴牌を入れ、白坂さん、上原さんからあがれば飛ばして終了の聴牌を果たす。しかし単騎から単騎への待ち変えが裏目となり、この局が白坂さんへの發・北・トイトイの8000は8300の放銃となってしまう。
南4局のオーラス白坂さんの親番を迎えた時点で白坂さんは久保田さんと12800点差。久保田さんと白坂さんが2軒聴牌で捲りあいとなったが白坂さんが5800を白・ドラ2のあがりを久保田さんから直撃。800点差と詰め寄ると1本場でもタンヤオ・ドラ4の12300点の直撃。大きく逆転に成功。
南4局2本場では高瀬さんが久保田さんからトイトイの3200点のあがりを決め自身の2位を決めた。久保田さんは優勝目前からの悔しい3位となった。
優勝した白坂さん、500万円の使い道には「応援してくれた友人と御飯をたべます。それ以外はまだ考えてないです。」と答えた。
ファイナルの対局動画は、オンライン麻雀「Maru-Jan」公式サイト内で8月23日(水)以降に視聴可能となる。
順位 | 氏名 | TOTAL | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 |
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1 | 白坂敬之 | 54.1 | 9.2 | ▲24.4 | 61.6 | 7.7 |
2 | 高瀬哲夫 | ▲3.3 | ▲40.9 | ▲35.6 | 8.2 | 65.0 |
3 | 久保田裕樹 | ▲11.5 | 50.8 | 3.7 | ▲17.1 | ▲48.9 |
4 | 上原治 | ▲41.3 | ▲21.1 | 56.3 | ▲52.7 | ▲23.8 |