女子高生による麻雀大会「高校女子オープン大会2018・夏」(主催:近代麻雀 協力:学生麻雀連盟・麻雀ウォッチ・大洋技研株式会社)が8月3日に開催され、島村奈菜さん(1年)が初優勝を果たした。
ルールは前回に引き続き、符計算無し、積み棒無し、連荘無し、カン1回につき1ハン増えるルールで行われた。
今回出演されたのは6名。6名のうち4名が3年生。
予選1回戦は弓田香凜さん、佐藤えみなさん、宮本ひなのさん、長澤頼花さん。全員3年生の対決となった。東1局に宮本さんがドラのとのシャンポン待ちを聴牌してダマテン。そこに佐藤さんがカン待ちのリーチをかけたところで宮本さんが追いかけリーチをして一発ツモ。3000・6000の大きなあがりでスタートした。東3局は頼花さんが難しい手牌を上手に仕上げリーチ・ツモ・裏2の2000・4000で抜け出した。その後も頼花さんは8局中4局あがりをものにして1位で決勝進出を決めた。宮本さんはあがりは1局のみだったが、跳満のあがりのあとは堅実なベタオリなど初めて2ヶ月とは思えない技術を見せ決勝進出を決めた。
予選2回戦は1回戦を戦った弓田香凜さん、佐藤えみなさん、島村奈菜さん、長澤聖愛さんさんの対決。東2局で佐藤えみなさんがリーチ・ツモ・ドラ2・裏2の6000オールの大きなあがり。その後島村さんと弓田さんによる熾烈な2着争いが繰り広げられた。弓田さんは南1局に山3枚の七対子をテンパイするもアガれず。そして南3局、島村さんがダブ南を仕掛けてテンパイ。弓田さんのチャンタ仕掛けを見てタンキに待ちを変え見事に出アガリ。これが決定打となって決勝進出を勝ち取った。グラビアアイドル長澤茉里奈さんの妹さんの聖愛さんは麻雀を覚えてわずか2週間ほどでの出場。待ちの把握やオリなど、初心者とは思えない技術をみせたが残念ながら予選敗退となった。
決勝戦は佐藤えみなさん、宮本ひなのさん、長澤頼花さん、島村奈菜さんの座順でスタート。東4局に島村さんが役牌・ホンイツ・ドラ3のツモあがりで6000オールの大きなあがり。そして南1局でもツモれば四暗刻の聴牌。出あがりで8000点の加点となり50500点持ちとなり大きなリードを得た。その後も堅実な打ちまわしでオーラスを迎え、最終局は頼花さんが2着に浮上するあがり。島村さんが優勝を決めた。
平日の日中にもかかわらず、FRESH!およびニコニコ生放送の合計で8000視聴数と6800コメントを記録した。
優勝した島村さんは今回唯一の1年生。「ニューロン子供麻雀教室に通っていて、高校生になったらこんな大会があるよと伺っていて、ずっと参加したいと思っていました。教室は男性が多いので、女性と打ちたいなとずっと思っていました。優勝したことは本当にビックリです。皆さんと笑顔で打てて本当に楽しかったです!」と喜びを語った。
多くの好評コメントがあり、大きな反響を受け、近代麻雀星野信夫編集長は、第5回を2018年12月24日に開催することを宣言した。
出場選手
島村奈菜さん(1年)
宮本ひなのさん(3年)
佐藤えみなさん(3年)
長澤頼花さん(3年)
長澤聖愛さん(2年)
弓田香凜さん(3年)
対局結果
順位 | 選手名 | TOTAL |
---|---|---|
1 | 長澤頼花 | 42500 |
2 | 宮本ひなの | 27500 |
3 | 佐藤えみな | 16500 |
4 | 弓田香凜 | 13500 |
長澤頼花さん・宮本ひなのさんが決勝へ。佐藤えみなさん・弓田香凜さんは2回戦へ
順位 | 選手名 | TOTAL |
---|---|---|
1 | 佐藤えみな | 50000 |
2 | 島村奈菜 | 20000 |
3 | 弓田香凜 | 17000 |
4 | 長澤聖愛 | 13000 |
高山・大杉が決勝へ。弓田香凜さん・長澤聖愛さんは敗退
順位 | 選手名 | TOTAL |
---|---|---|
1 | 島村奈菜 | 51500 |
2 | 長澤頼花 | 26000 |
3 | 佐藤えみな | 12000 |
4 | 宮本ひなの | 10500 |
▼最終順位
1位:島村奈菜さん
2位:長澤頼花さん
3位:佐藤えみなさん
4位:宮本ひなのさん
5位:弓田香凜さん
5位:長澤聖愛さん
配信
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