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麻将連合の下出和洋が2度目の優勝 最高位戦入会1年目の若色良樹とのデッドヒートを制する /第16期飯田正人杯最高位戦Classic決勝2日目

麻将連合の下出和洋が2度目の優勝 最高位戦入会1年目の若色良樹とのデッドヒートを制する /第16期飯田正人杯最高位戦Classic決勝2日目

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一発裏ドラ無しのルールで行われる『第14期飯田正人杯最高位戦Classic』の決勝2日目が21日に行われ、下出和洋(麻将連合)が優勝、自身2度目の最高位戦Classic戴冠を決めた。

今期のClassicは決勝に進出したのは最高位戦から数々のタイトルを獲得している石井一馬、去年に続いての決勝進出となった渡辺健太郎、入会1年目の若色良樹。麻将連合からU-NEXT Pirates小林剛、第3期の最高位戦Classic覇者の下出和洋となった。

1日目は各者4戦ずつの5回戦を行った。5位の渡辺が脱落となり、上位4名で2日目の5回戦が行われることとなった。

4回戦東4局 下出の3000・6000
4回戦終了時点のスコア

3回戦終了時点では若色が大きくリード、2位の下出と60ポイント以上の差をつけ優位な立場だったが4回戦では下出が2局連続の3000・6000など高打点を決めて大きくポイント差を縮めた。

しかし若色も2着で凌ぎポイント差は22.7ポイント。ウマが4-12なので1順位で8ポイント。2着順差をつけなければ下出は逆転が厳しいといえる。

最終戦東4局 下出の2000・4000

若色が2着目の親番、ここで3着目の下出がタンヤオ平和一盃口のリーチ。これをツモって2000・4000。親被りとなった若色との点差を逆転してこれでトップ3着。並びを作ってトータル首位に浮上した。

最終戦南1局 下出の高め大三元は流局に

南1局の親番を迎えた下出、高め大三元のホンイツ聴牌。これをアガれば決定打となる場面だったがここは流局に。

しかし南2局以降、若色にアガリのチャンスは到来せず、オーラスの親番も聴牌が入らず流局決着。下出和洋が2度目の最高位戦Classic優勝となった。

2度目の優勝となった下出は「若色さんに大きく抜け出されて、これは厳しいかなと思っていました。大三元の局はアガリまで行ければもちろんよかったのですが、親被りをしないことが大事な局だと感じていたので全員をしっかり降ろせたことがよかったです。今年は日本オープンのディフェンディングで決勝に出たのですが、この先何回タイトル戦の決勝に出れるのかな、もう年齢的に厳しいのかなと思っていましたがこのような大きな場に出て、結果を出すことができて良かったです。コロナウイルス等で対局が中止、延期になることも多くて、モチベーション的にも自問自答する期間が続きましたが、しっかり諦めずに続けなさいというお告げなのかもしれません。これからも暫くマージャンを頑張っていきたいと思います。」と喜びを語った。

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【最高位戦Classic概要】

この大会の特徴は、最高位戦の設立時から第22期まで採用されていた、「旧最高位戦ルール」を採用している事。
このルールは、偶然性を極力排除する事を目的に、一発、裏ドラなし、アガリ連荘などを特徴に持つ、「競技麻雀」「競技麻雀プロ」を確立する為に制定された「競技麻雀の原点」と言えるルール。
第22期以降は一般ファンとの融合を目指し、現在の一発、裏ドラありのルールとなったが、最高位戦の伝統と歴史を伝えていくべく、2006年に「最高位戦Classic」が設立された。
第2期までは最高位戦内部の大会として開催されたが、他団体選手の強い要望により第3期からはプロ団体所属選手に開放された。
第5期よりシステムを大幅にリニューアルし、他団体からの豪華出場選手も含め、実績ごとに1~5組に組分けされる。
そして1~3組までの予選を全3節のリーグ戦で行う事が最大の特徴となっている。
第8期(2013年)より、2012年に逝去した故飯田正人永世最高位の功績を讃え、氏の愛した旧最高位戦ルールで開催されるこの大会にその 名を冠し 「飯田正人杯・最高位戦Classic」として名を改めた。

【歴代優勝者】

第1期 立川 宏
第2期 飯田 正人
第3期 下出 和洋
第4期 坂本 大志
第5期 村上 淳
第6期 宇野 公介
第7期 松ヶ瀬 隆弥
第8期 木原 浩一
第9期 村上 淳(2)
第10期 石井 一馬
第11期 飯沼 雅由
第12期 堀 慎吾
第13期 長谷川 来輝
第14期 森本 俊介
第15期 平島  晶太
第16期 下出 和洋(2)

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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