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最高位戦東海支部所属の伊藤高志が2日目全連対でスコアを伸ばして初戴冠! /第17期飯田正人杯最高位戦Classic決勝2日目

最高位戦東海支部所属の伊藤高志が2日目全連対でスコアを伸ばして初戴冠! /第17期飯田正人杯最高位戦Classic決勝2日目

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一発裏ドラ無しのルールで行われる『第17期飯田正人杯最高位戦Classic』の決勝2日目が8月27日に行われ、伊藤高志(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝、初の最高位戦Classic戴冠を決めた。

今期のClassicは決勝に進出したのは大ベテランで最高位戦の代表も務める新津潔、観戦記執筆等の活動をしているZEROこと沖中祐也、現天鳳十段の実力者村井諒、東海支部設立時に入会した伊藤高志、本部所属、人狼番組などにも出演している守屋大輝の5名での戦いとなった。

初日終了時点の結果

1日目は各者4戦ずつの5回戦を行った。5位の沖中が脱落となり、上位4名で2日目の5回戦が行われることとなった。

2日目2回戦 東1 伊藤の4000オール
4回戦終了時点のスコア

2日目を通して伊藤高志が万全の立ち回りで大きくポイントを伸ばした。守屋は2回トップを取ったが、伊藤とのポイント差は大きく30.8ポイント。Classicルールはトップラスでも24ポイントしか変わらないため、大きな素点が必要となる最終戦を余儀なくされた。

5回戦南2局 伊藤の8000

南2局、伊藤はドラ3の役無し聴牌をリーチ。守屋からの8000直撃を決めて大きな決定打に。南3局でも伊藤が新津から高め三色の平和をアガって事実上勝負を決めた。オーラス、守屋は三倍満、役満のツモか直撃条件。国士無双のイーシャンテンまでたどり着いたが聴牌には至らず。伊藤が初の戴冠となった。

初優勝を決めた伊藤は「どういう結果になるかはわからないけど、できる事を精一杯やりきった結果、たどり着いた優勝でした。大志さんや支部長の鈴木優さんにたくさん麻雀を教えていただき、東海支部の皆と共に切磋琢磨してここまでこれました。来年からはより活躍の場を広げるべく本部に転籍します。なんとか東海支部に大きなタイトルを持ち帰るチャンスを活かすことができて本当に嬉しいです。」と東海支部の仲間への感謝、優勝の喜びを語った。

配信ページ

最高位戦日本プロ麻雀協会ch
Youtube(メン限全編)

【最高位戦Classic概要】

この大会の特徴は、最高位戦の設立時から第22期まで採用されていた、「旧最高位戦ルール」を採用している事。
このルールは、偶然性を極力排除する事を目的に、一発、裏ドラなし、アガリ連荘などを特徴に持つ、「競技麻雀」「競技麻雀プロ」を確立する為に制定された「競技麻雀の原点」と言えるルール。
第22期以降は一般ファンとの融合を目指し、現在の一発、裏ドラありのルールとなったが、最高位戦の伝統と歴史を伝えていくべく、2006年に「最高位戦Classic」が設立された。
第2期までは最高位戦内部の大会として開催されたが、他団体選手の強い要望により第3期からはプロ団体所属選手に開放された。
第5期よりシステムを大幅にリニューアルし、他団体からの豪華出場選手も含め、実績ごとに1~5組に組分けされる。
そして1~3組までの予選を全3節のリーグ戦で行う事が最大の特徴となっている。
第8期(2013年)より、2012年に逝去した故飯田正人永世最高位の功績を讃え、氏の愛した旧最高位戦ルールで開催されるこの大会にその 名を冠し 「飯田正人杯・最高位戦Classic」として名を改めた。

【歴代優勝者】

第1期 立川 宏
第2期 飯田 正人
第3期 下出 和洋
第4期 坂本 大志
第5期 村上 淳
第6期 宇野 公介
第7期 松ヶ瀬 隆弥
第8期 木原 浩一
第9期 村上 淳(2)
第10期 石井 一馬
第11期 飯沼 雅由
第12期 堀 慎吾
第13期 長谷川 来輝
第14期 森本 俊介
第15期 平島  晶太
第16期 下出 和洋(2)
第17期 伊藤 高志

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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